2009年8月1日 21時24分更新
津山市にある県の近代化遺産になっている大正時代の建物が改修され1日から、公開されました。
公開されたのは、津山市田町にある大正6年に中島病院の本館として建築された木造2階建ての建物です。
津山市では、地域の活性化に役立てて欲しいと去年、寄贈されたのを受けて改修を行ってきましたが、完成したため、公開することになりました。
1日は、関係者およそ30人が集まって開館式が行われ、出席者がテープにはさみを入れて開館を祝いました。
改修が終わった建物は4本の柱に支えられたバルコニー形式の玄関の上にドーム型の塔を持つモダンなデザインの外観が特徴で、平成9年にはNHKの連続テレビ小説「あぐり」のロケ地にもなっています。
建物には昔の医療機器など歴史資料の展示コーナーや喫茶室などが設けられていて、市では「地域の人が交流する拠点になって欲しい」と話しています。