2009年8月1日 21時24分更新
岡山県倉敷市で、1日、県特産のぶどう、マスカットをPRし、多くの人に買い求めてもらおうという催しが開かれました。
これは、上品な味わいが特徴で、岡山県が全国一の生産量を誇るマスカット・オブ・アレキサンドリアの魅力を知ってもらおうと、県内有数の産地、倉敷市船穂地区にある農協が開いたものです。
会場の直売所では、いま出荷のピークを迎えているマスカットの箱が並べられ、手ごろな値段で買い求めてもらおうと、2ふさ入りの1キロの箱が安いものでは2000円と市価の50%から70%ほどの値段で販売されました。
ことしのマスカットは、春ごろに晴れた日が多かったため、例年よりも粒が大きく甘いということで、訪れた人たちが次々と買い求めては、お中元などの贈り物として発送を申し込んでいました。
農協によりますと、去年の燃料高騰のため、農家の中に、マスカットの栽培をやめたところがあり、地区の生産量は去年より20パーセントほど減ったということで、早めに購入してほしいということです。