【中国ブログ】日本に行ったことがない中国人が語る日本
8月1日19時50分配信 サーチナ
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日本を訪れたことがない中国人の目には、日本はどのように映っているのだろうか。中国人ブロガーの娯楽史海氏(ハンドルネーム)が「日本に行った事の無い私の目に映る日本」とする文章を掲載した。それによると「日本に対する印象の全ては映画や本など間接的に手に入れたものばかり」としながら、好意的な目で日本の印象を綴っている。以下はその要約。 |
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私はこれまで日本を訪れたことがなく、日本人に対する直接的な印象は無い。そのため、私が持つ日本人に対する印象は全て本や映画、ドラマや新聞から間接的な印象ばかりである。
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改革開放後、日本に関する報道が増加し、日本や日本人に対する情報に触れる機会も増えた。それに伴い、徐々に日本人に対する見方も変化している。
まず一つ目の印象は礼儀正しいということだ。現在、「よろしくおねがいします」という言葉は世界規模で使われる言葉になっているが、これは偶然ではないと思う。この言葉を使う目的や本意がどうであろうと、この言葉を耳にすると気持ちの良いものである。日本人は礼儀を以って文明を継承し、礼儀を以って世界へと飛翔している。
二つ目の印象は勤勉であることだ。これは戦後の日本を見れば分かるだろう。また、「燃えろアタック」や「姿三四郎」などの日本映画においても日本人の勤勉さを垣間見ることが出来る。これらの映画が現在30歳から45歳ほどの中国人に対して与えた影響は非常に大きかったのである。
三つ目の印象は率直であることだ。日本人は問題や矛盾が発生すると、率直に相手と話し合い、意見や考えを交換して相手の理解や許しを得ようとする印象がある。日本のドラマ「渡る世間は鬼ばかり」が中国でも放送され、人気を博していたが、このドラマを見た中国人はきっと、私と同じように日本人は率直なのだと感じたことだろう。もしも「渡る世間は鬼ばかり」が日本人の本当の性格を描写しているとしたら、私は日本人と打ち解けることが出来ると思っている。
私は日本に行った事がないし、日本人とは一度も接触したことが無い以上、私の日本人に対する印象は不完全であろう。完璧な人間が存在しないように、日本人にもきっと欠点はあるだろうが、重要なことは日本人を知り、彼らの良い点を学ぶことだと思う。機会があれば、実際に日本を訪れ、日本と日本人を身をもって感じてみたいと思っている。(編集担当:畠山栄)
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最終更新:8月1日19時50分
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