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開発局でヤミ専従12人 違法な活動 計944人 (08/01 16:47)

 開発局で就業時間中に違法な組合活動(ヤミ専従)を常習的に行っていた疑いのある職員が過去3年間で12人に上ることが1日、国土交通省の調査でわかった。このほか、932人が就業時間中に無許可で組合活動に従事していたことも判明した。同省は近く省内に第三者委員会を設置し、処分を決めるとともに、給与の返還を求める方針だ。

 同省によると、調査対象は2006〜08年度と本年度の5月20日まで。同局の職員約5400人のうち、今回違法な組合活動が判明した944人全員が、全北海道開発局労働組合(全開発)の役員か元役員だった。

 このうち12人は、勤務時間中に給与を受け取りながら無許可で、1日4時間未満、年間30日以上組合活動を行っていた。

 932人は年間30日未満で、専従とは認められないものの、勤務時間中に許可を得ないまま組合活動に従事したことがあった。

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