自慢の章
その1古道具きょう争  
自慢 蓄音器などの骨董品をのび太としずちゃんに見せつけて、「アハハハ、きみにはわからないだろうな。こういう高級なしゅみは。」「ぼくのうちみたいに・・・便利なものがなにもかもそろっちゃうとさ、古くさいものがすごおくなつかしく感じられるんだ。」
評価 ★★★ 骨董品の自慢だけじゃなくて、さりげなく自分のうちには最先端の物がそろっていると自慢するあたり評価が高い。
その2勉強べやのおおなだれ  
自慢 新しいスキー板を持ち出して自慢する。
評価 ★ スキー板なんて重い物をわざわざ自慢するためだけに持ち出すなんてスネ夫らしいや。
その3月の光と虫の声  
自慢 デパートで買ったコウロギを自慢。
評価 ★★★★ 虫の声の良さが分かる自分を自慢するかと思いきや、やっぱり、「高かったんだぞ。」即物的なのです。
その4バッジを作ろう  
自慢 バッジの数。ダントツで1位。
評価 ★★ ダントツで一位なのに競争を持ちかけるあたり、スネ夫らしさが見え隠れしています。
その4こいのぼり  
自慢 大きな鯉のぼりを自慢。うっとりと、「ぼくはつくづくしあわせだと思うなあ」「こいのぼりもかってもらえない子は、あわれだよなあ。」
評価 ★★★★★ このセリフがてつやくんを深く傷つけます。そして、「思いやりがないんだから。」「バカタレ!」「ざんこく!」と言われ逆ギレします。
その4せん水艦で海へ行こう  
自慢 パパが買ったボートを自慢。「かっこいいだろ。うちのぼーとだぞ。きみたちをのせてんだぞ。」をのどがかれるまで連呼。
評価 ★★★ ボートに乗って楽しいはずのしずちゃんとジャイアン、スネ夫の自慢のせいで台無しです。
その5空とぶさかな  
自慢 池の魚を自慢。「ぼくがくんれんしたんだ。さかなもなれるとかわいいよ。きみたちもかってみな。」「あっ。」「ごめんごめんわるいこといって。」「このへんで、にわに池があるのはうちだけだった。」
評価 ★★★★ その1と同じく、魚の自慢のみならず、このあたりでは一番の金持ちだと自慢する。最高にむかつく間も身に付いていると思われます。
その6行かない旅行の記念写真  
自慢 ハワイ旅行の写真を自慢。「君たちは行けなくてかわいそうだ。せめてしゃしんで楽しみな。」と言う自慢を毎日続けた。
評価 ★★★★★ その量が半端じゃない。写真の束の厚さが10センチはある。そして、「えんりょするな。」と写真を持って追い回す。スネ夫面目躍如の瞬間です。
その7未来からの買い物  
自慢 新しい八段変速の自転車を自慢。
評価 ★ この程度はもはやここに載せるほどのことじゃないのだけども。どう見てもスネ夫には乗り回せない高さの自転車なところにナル入っている?
その8王かんコレクション  
自慢 切手のコレクションの自慢
評価 ★★★★ 切手コレクションの自慢からパパが骨董品、ママが宝石のコレクター、みんな一級品しか相手にしない、という自慢の拡大っぷりはもはや達人の域。
その9のび太の恐竜  
自慢 恐竜の化石
評価 ★★★★ シートにふんぞり返った様が素敵です。例によってのび太はしかとされます。
その10雲の中の散歩  
自慢 特注の凧
評価 ★ 特別製の凧をのび太が無くして怒り狂う。こんなことがあるから上のようなことが起きるんだね。
その11ラジコン大海戦  
自慢 いとこが作ったラジコン
評価 ★★★ ラジコンのデータ及び褒め言葉がすらすら出てきます。これをのび太が黙って聞いているとおもっているあたり、かなりのナルシストぶりも確認できます。というか、いとこの作ったラジコンをスネ夫が自慢すること無いと思うんですが。
その12あやとり世界  
自慢 あやとりの腕前
評価 ★★★★ スネ夫が物と、顔以外のことを自慢するなんてかなり異例のことです。貴重な例としてここに載せておきます。
その13主役はめこみ機  
自慢 テレビにエキストラ出演。「なにね、ちょっとした気まぐれでね。ぼくは出たくなかったけど、」「テレビ局プロダクションの社長がぜひでてくれってうるさいの!ぼくよわっちゃって。」「で、まあ主役だけはかんべんしてくれと、わき役ならでてあげてもいいですと。」「よかったらうちのテレビで見なよ。二十四インチの大画面!迫力あるよ!」
評価 ★★★★★ このセリフ、9割以上は嘘です。その上24インチのテレビがあることを自慢するあたりはポイント高いのですが、すぐぼろが出るうそをついてしまうあたりスネ夫の性というところでしょうか。真相は、24インチテレビでないと確認できないほど小さくしかうつっていないからなんでしょう。
その14ドライブはそうじ機に乗って  
自慢 いとこが買ったスーパーカーを自慢。
評価 ★ スネ夫の物じゃないので点数は低いです。スネ夫にしてみれば、「いとこの物は僕の物」なんですが。
その15この絵600万円  
自慢 古銭のコレクション
評価 ★★★ 小学生にしては渋い趣味をお持ちのようです。蕩々と苦心談を語ろうとしてドラえもんに「いや、そんなこと、どうでもいいの。」と言われる。苦心したと言う割にはあっさり、通常の取引価格で売り払ってしまいます。気前のいい話ですね。
その16海に入らず海底を散歩する方法  
自慢 四丈半島のバカンス
評価 ★★★★ 「遠泳大会やらボート遊びやら楽しい毎日です。きみもさそってあげられなくて、ざんねんです」「はなれ島なので海底のけしきのきれいなこと、とりたてのサザエやアワビのおいしいこと・・・。きみもたべてみたいでしょう。」のび太はこういうのを真に受けない方がいいですよね。
その17大雪山がやってきた  
自慢 スキー旅行。飛行機でスキー旅行に行くことを自慢。「スキーに行くんだよ。スキーだぞ!!スキー。」「知らないやつはこれだから困っちゃう。」「帰ってきたら、名スキーヤーぶりを公開するから楽しみにね。」さらには、ロッジからのび太の家に電話を掛けて、雪質の良さを自慢。
評価 ★★★ 「スキーだぞ!!スキー。」と言う強調ぶりはさすがと言うべき。みんなの不愉快そうな顔が最高の1ページです。但し、ツアーと言っても土日を利用しての結構あわただしい旅行のようですが。
その18天の川鉄道の夜  
自慢 SLに乗ったこと
評価 ★★★ ここでのスネ夫のセリフにはうたごころが感じられます。しめのセリフの「お父さま」も、育ちの良さを強調して素敵です。のび太たちの交流はスネ夫の自慢で締めることが多いのではないでしょうか。
その19ミニハウスでさわやかな夏  
自慢 自分の家の環境
評価 ★★ 全館冷房、冷凍庫いっぱいのアイス、広い庭の木陰。しずちゃんもあこがれのあまり開いた口がふさがりません。のび太は鼻水垂らして拳を振りかざして泣き叫ぶほど悔しかったようです。
その20おざしき水族館  
自慢 海中公園
評価 ★★★★ 「エレベーターをおりると、そこはもう海の底だ。」〜「いや、この話はもうよそう。いくら口でいってもむだだ。」「海中公園のすばらしさは、いってみた者じゃないとわからないよ。」もう定番と化したスネ夫の自慢。この場で注目したいのが、スネ夫が一方的に話し、立ち去っているということ。いわゆる勝ち逃げってやつですね。
その21大あばれ、手作り巨大ロボット  
自慢 いとこが作ったラジコンロボット。
評価 ★ 人間大で、二足歩行をする上パンチ、キック、ハンドミサイル機能を搭載したラジコンを作ってしまうスネ吉さん、ラジコンマニアにしておくのは惜しいくらいの才能です。ほんとに、二足歩行するだけでもすごいのに。相変わらずスネ夫は「いとこの手柄は僕の手柄」ですが。
その22のび太のヘリコプター  
自慢 ヘリコプターに乗せてもらったことを自慢
評価 ★★ スネ夫一人だけ嬉しそうな顔をしています。他はみんな顔をしかめています。
その23四次元ポケットにスペアがあったのだ  
自慢 田野金平のサイン
評価 ★★★★★ 家々を巡ってサインを自慢しています。それに加えてパパが社長のお偉方と友だちだと言うことを自慢。さらには、僕は君たちとは違うんだよ、と言う感じの捨てぜりふを残して早々に次の家に向かったようです。
その24なかまいりせんこう  
自慢 メロン
評価 ★★★ 「上等のメロンがあるんだ。ただのメロンじゃないんだ5千円もする特上のメロンなんだ。」メロンを食べるというだけでもそれなりに自慢になるのでしょうが、しっかりと形容詞をつけて自慢するのがスネ夫流。
その25ブルートレインはぼくの家  
自慢 ブルートレインに乗ったこと
評価 ★★★ 「町のあかりが矢のように窓の外をすぎていく。まるで、星の海を飛んでいるみたい。」歌心溢れるセリフですが、ウットリしている人は誰もいません。むしろ不快指数が高まっている物と思われます。
その26テレビとりもち  
自慢 宇宙アドベンチャーゲーム
評価 ★★★ 新しく買ったゲームを自慢。「ぼかァね、新しいものがでると、人より早くパッとかわないと、気がすまないのよね。」といういかにもスネ夫らしいセリフ。つまり今までの自慢は氷山の一角なんでしょう。
その27空気中継衛星  
自慢 空気の入った缶詰
評価 ★★★ 普段の言動からいって、のび太やジャイアンにこれの価値を理解してもらおうと思っているとは思えません。スネ夫の自慢が基本的に自己満足、それが裏目に出た回です。
その28百丈島の原寸大プラモ  
自慢 いとこが作ってプラモに、四丈半島の別荘。
評価 ★★★★★ いとこのプラモに別荘というのはスネ夫の自慢のキーワードですね。相変わらず自分のことのように自慢しています。
その29プラモが大脱走  
自慢 バンダムのプラモが11種類ジオラマの撮影所なんて物も持っていて、写真をプレゼント。
評価 ★★★ 裏目シリーズ第2弾。ジャイアンにプラモを持って行かれます。誰か「口は災いの元」ということわざを教えて上げて下さい。
その30広〜い宇宙で海水浴  
自慢 四丈半島の別荘
評価 ★★★★★ 応用編ですね。「海はきれいで、すいてて、ま、うちのかしきりみたいなもんだけどさ。」と言う前振りがあって、「たまには、人々でごったがえす海水浴場も、おもしろいのではあるまいかと・・・。」パターンとしては「古道具きょう争」に相通ずる物がありますが、「人々」とか、「あるまいか」という語彙がいい感じにはまっています。
その31ツバメののび太  
自慢 熱帯魚
評価 ★★★★ 「ま、ちょっとした水族館でね。きみらも作ってみな。たのしいよ。あ、そうか。きみらの家じゃおきばがないか。」と、1つの吹き出しで言い切ってしまいます。
その32翼ちゃんがうちにきた  
自慢 有名人と撮った写真
評価 ★★★★★ テレビ局にふらっと遊びに行って撮ったそうです。局のお偉方の友人の息子の顔は守衛にまで知れ渡っているのでしょうか。勢いづいて翼ちゃんの誕生日に呼ばれているという嘘までついてしまいます。
その33人気スターが真っ黒け  
自慢 スターの手形、キスマーク付き色紙
評価 ★★★★★ キスマーク付の色紙をねだる小学生って少し気持ち悪いです。しかも、欲しいときいつでももらえるそうな。
その34空き地のジョーズ  
自慢 沖釣りにいったこと
評価 ★★★ チャーターした釣り船で釣りに行ったようです。「どこまでも広がる青い空、海にゆられながら心しずかに釣りいとを・・・。」見事なうたごころは称えてもいいでしょう。
その35野生ペット小屋  
自慢 ペット、ダイヤ
評価 ★★★★★ いつもは一方的な自慢ですが、ペットの話題の中にさりげなく「血統書つき」「一千万円のママのダイヤ」という単語を織り交ぜてさりげなく。
その36ホンワカキャップ  
自慢 切手のコレクション
評価 ★★★ 裏目シリーズ第4弾。切手を自慢して取られてしまいます。分かっちゃいるけれどやめられないそれがスネ夫の性という奴です。
その37恐竜さん日本へどうぞ  
自慢 恐竜の卵の化石
評価 ★★ 「本物だぜ。」の一言でしずちゃんの心をがっちりキャッチ。
その38改造チョロQ  
自慢 自前の改造チョロQ
評価 ★★★★ 自称マニア。やな小学生です。1ページに渡って改造チョロQを自慢、庭を1周するコースまで造っています。
その39ポスターになったのび太  
自慢 壁中に貼られたポスター
評価 ★★★ 部屋のムード作りのためにポスターをたくさん貼っています。ただ、内容がバラバラで、どういうムード作りに貢献しているのかは不明です。本音は「ポスターは高いから、むりかもしれないけど。」あたりに見え隠れしていますね。
その40フィーバー!!ジャイアンFC  
自慢 伊藤翼ファンクラブ全国大会に行ったこと。
評価 ★★★ 「このクールなぼくまでつりこまれてのどがかれるほどさけんじゃって。」アイドルファンクラブ全国大会に行ってまでクールなままだったらただのいやな奴ですって。しかも小学生。
その41巨大立体スクリーンの中へ  
自慢 特注の48インチの大型テレビを自慢
評価 ★★★★★ 「これをみたあとは、もうふつうのテレビなんてみられないね。おもちゃみたいでさアハハ・・・。」が発言、他人の気持ちなどいっさい考慮しない無常な発言です。
その42超リアル・ジオラマ作戦  
自慢 ジオラマ、プラモ道場
評価 ★★★★★ プラモ道をのび太に蕩々と語ります。でも、教科書は「プラ魂大作」。
その43フェザープレーン  
自慢 フェザープレーン
評価 ★★ 今までの中では趣味がいい方ですね。嫌らしい自慢の仕方でもありませんし。
その44水たまりのピラルク  
自慢 魚を釣った写真
評価 ★★★ 「もちろん、つる人のうでによることは、いうまでもないがね。」と言う発言、単に「魚が釣れた」という自慢に終わらないところがポイントです。
その45空ぶりは巻きもどして・・・  
自慢 うる星ケニヤのビデオ
評価 ★★★★★ 「買った」とは言っていますが、話題のアニメ映画のビデオを公開前に手に入れるとは、いったいいくら積んだ事やら。
その46ジャイアンへのホットなレター  
自慢 翼ちゃんのサイン入りパネル
評価 ★★★★ 「気安く見せてたまるか。」「つまり、ほんとに熱心なファンだけがもらえるパネルだよ。」遂にアイドルファンクラブの幹部になってしまいました。あまりの得意っぷりに手が分身しています。
その47のび太の模型鉄道  
自慢 鉄道模型の巨大なセット
評価 ★★★★ 「ぼくぐらいのベテランは・・・。」「うちが広いから、できることだけどね。」のび太の気持ちを踏みにじるような発言の数々、飾り字で「ハ」「ハ」「ハ」
その48環境スクリーンで勉強バリバリ  
自慢 環境ビデオ
評価 ★★★ 「気分だけでもさわがしい都会をはなれ、勉強に集中できるってわけ。」と、おっさん臭いっていう気もしますが。
その49ミニ熱気球  
自慢 飛行船ラジコン
評価 ★★ 「いとこが作ってくれたんだよ。たまにはこんな、のんびりしたラジコンもいいだろ。」だから何処かおっさん臭いって。
その49世界の昆虫を集めよう  
自慢 デパートで買い集めた蝶の標本
評価 ★★★ 今こういうのって普通なんでしょうか、「そりゃ、ずいぶんくろうしたよ。」ってデパートを渡り歩いただけなのですが。
その50目は口ほどに物を食べ  
自慢 フランス料理の自慢
評価 ★★★★ 「食べたことのない人にはわからないだろうけど」の前振りですがジャイアンがよだれを垂らしてうらやましがっているところを見ると、よほど臨場感溢れる丁寧な自慢をしたと見えます。料理番組のレポーターも見習って欲しい物です。
その51運動神経コントローラー  
自慢 いとこが作ったラジコンのヘリコプター
評価 ★ 相変わらず「いいあんちゃん」のいとこですが、これが裏目に出てあっさりジャイアンに奪われてしまいます。
その52やりすぎ!のぞみ実現機  
自慢 札幌に行ってラーメンを食べたこと
評価 ★★★★ 欲望に対する抑制力の無さは一家そろってのことのようで、思い立ったら即座にジャンボジェットで北海道に飛んで、北海道で遊んできました。金曜日の夕方に暇な社長ってどんなだろう・・・
その53虫よせボード  
自慢 かぶと虫
評価 ★★ 「うちの庭広いだろいろんな木や草花がいっぱいはえてる。だからいろんな虫がくるの。」「きみたち庭がせまくてかわいそうだなあ。」かぶと虫をどこで捕ったか聞いたぐらいで庭の狭さをバカにされてしまうのでは割に合いませんね。久しぶりの「自慢+バカにする」パターンです。
その54バランストレーナー  
自慢 四丈半島の別荘
評価 ★★ 「もうすぐ夏がくる。四丈半島の海辺は、まだほとんど人気がない。」「きこえるのは海と風の音ばかり・・・。」その30では貸し切り同然と言っていたのですが、どうやらそうでもなかったようです。
その55ハワイがやってくる  
自慢 ハワイ旅行の写真
評価 ★★ 「ぼくみたいに海外旅行のベテランになると、ハワイなんて今さらと思うけど、」「きてみるとけっこう気軽で楽しいよ。」「この楽しさを、きみにもわけてあげてくて写真を送る。」「たぶん、どこへもいけなくてみじめな夏休みをすごしているだろうから・・・。」こういうことに関してはまめです。
その56ボトルシップ大海戦  
自慢 ボトルシップ
評価 ★★★★ 巨大な本式のボトルシップの自慢、ついでに「じまんするなら、せめてこれぐらいの物じゃなくちゃ」と言う講釈付き。
その57大きくなる虫めがね  
自慢 ラジコン歴「ラジコンバギーか。こんなの幼稚園のころあきちゃったよ。」
評価 ★★★★ うそです。他人を不快にする自慢の真骨頂かも知れません。
その58ハイレールペーパー  
自慢 「広い広い高原で、ぼくはポニーにまたがって、風を切って走ったんだ。気持ちよかったなあ・・・。」「きみたちもいってみるとわかるよ。いけないだろうけど」
評価 ★★★ 2コマにコンパクトに。高原っていうのがそれほど行けない場所ではないと思ったので点数は低いです。
その59陸上ボート  
自慢 「ぼくボートが漕げるんだよ。公園の池で、パパが教えてくれたんだ。」
評価 ★★ スネ夫にしてはどこかかわいらしい、嫌みのない自慢です。しかしパパは暇なのか、そこらのサラリーマンよりも遙かにマイホームパパです。
その60ミニテレビ局  
自慢 ヌーパーマンを映画館に見に行く。「だめだめ。こんでて入れない。ぼくは指定席券がかってあるけど。」
評価 ★★ しずか相手にも相手が気分を害するような自慢テクニックには一切手加減なし。ある意味ストイックとも言えるでしょう。
その61本物げんとう機  
自慢 パパのコレクションの一つ何百万円もする壷を自慢「いいものだけコレクションするのがパパのしゅみなんだ。もう置き場がなくてこまってんの。きみらのうちにこんあのある?」
評価 ★★★ 骨董自慢ネタは結構あります。パパ本人を自慢の種にしたのは珍しいかもしれません。スネちゃまにポンと100万円を渡す一家ですから、問題は置き場所に困る、という一点だというのも分かります、ホント、スケールがでかい。
その62まじんのいないまほうのランプ  
自慢 のび太を遠くから呼びとめて、「あたらしいまんがを十さつも買ったよ。」「見せてほしい?」「べー」
評価 ★★★ これといって大袈裟なアクションも無しに淡々とこなすクールさがかっこいいです。まじんのコスプレもまたよし。
その63グルメテーブルかけ  
自慢 「一流レストランでフランス料理を食べたんだ。まずエスカルゴブルゴーニュ風から始まって、トリュフのスープ、フィットチーネ、あまだいのシャンパンむし、フィレステーキ、あみがさだけ入りクリームソース。」
評価 ★★★★★ あまり長台詞の多くないドラえもんの中では屈指の長台詞、相手が羨ましがってるかどうかなどお構いなしです。
その42おいかけテレビ new  
手口 電話に出たドラえもんに「説明してるひまはない!!テレビを見たまえすぐに!!Xチャンネルだはやく!!」と怒鳴る。Xチャンネルをつけてみると"ジャリっ子のど自慢"で歌うスネ夫の姿が。
評価 ★★★ ただ告知するだけではなく、事件的な演出をして緊迫感をあおるというところが憎いですね。エンターテイナーとしての素質を見せた場面です。