のび太の宇宙漂流記

表紙  
  顔半分と左上だけ。
  ゴロゴロですら体の半分近く描かれているのに、スネ夫はまるっきり脇役扱い。
扉絵  
  スネ夫一人笑顔。
  見開きと言うこともあって面積的にはましな方。
P8  
  宇宙旅行の自慢
  スネ夫の自慢から冒険がスタート、重要です。スネ夫自慢史の中でも最上級の自慢ネタで。しずちゃんの背景にもバラの花が漂っています。
P94  
  みんなが喧嘩している時「ママ〜〜!!」
  もうお約束ですね。
P117  
  悪の親玉、「アンゴルモア」とノストラダムスの予言を結びつける
  さすが、ノストラダムスの予言が一番怖いとおっしゃっているだけのことはあります。一応ストーリーの転換的なセリフなんだろうか、既に地球の危機は明らかになってるんだけど、切実度アップって事で。
総評  
   
  スネ夫がスネ夫らしく行動するシーンってこれぐらいです。他のキャラクターに関しても同じ事が言えます。他は誰が言っても同じ様なセリフか、みんなと一緒にごちゃっと行動しているばかりです。スネ夫に限らず、この映画、ほとんどのシーンの主語が「のび太達」であって、個人での行動はない様な気がします。P8・P94はお約束の域を出ませんし、P117にしても、「こういう元ネタが有るんだよー、見てみて!」って感じ、意地悪すぎですか。