いじめの章 |
その1(秘)スパイ大作戦 | |
手口 | のび太の弱みを握ってこき使う。 |
評価 ★★★★ | スネ夫という人物を知るためには格好と言えるでしょう。教室の掃除、お使い、どぶさらいをやらせる。ジャイアンたちにも教えるあたりも凶悪で○ |
その2のろいのカメラ | |
手口 | ドラえもんの呪いの人形をリフティング。 |
評価 ★★★★ | 全く罪の意識の無いと言う顔で、「ほんとだ。おもしろいや。」のび太が人形を奪い返さなかったらドラえもんは破壊されていたことでしょう。 |
その3バッジを作ろう | |
手口 | 4人でバッジの数を比べているときに、「三人できょうそうしよう。」のび太が無視される。 |
評価 ★★★★ | スネ夫の63個から比べればしずちゃんの6個ものび太の1個も大して変わりないのですが、イニシアチブの重要さを分かった上での発言で、ジャイアンはもちろん、しずちゃんものび太を仲間外れに。 |
その4せん水艦で海へ行こう | |
手口 | ボートにしずちゃんとジャイアンを乗せるも、のび太は、定員オーバーのため仲間外れ。 |
評価 ★★ | なんとなく、全員を呼びつけた上での仲間外れという感じもするのですが、その場合星2つ上乗せです。良識派のしずちゃんにも、「仲間外れはいけない」という考えはないみたいです。というか、のび太の存在など完全に吹っ飛んでいます。 |
その5ラジコン大海戦 | |
手口 | のび太のラジコンボートを破壊、さらに「あんな安物」発言、そして自分のラジコン自慢。 |
評価 ★★★★★ | コンビネーションの組立方はまさにミスターパーフェクトのアーネスト・ホースト並です。攻めが単調なジャイアンを遙かに越える非道ぶりです。 |
その6こっそりカメラ | |
手口 | のび太を隠し撮りしたビデオを公開。 |
評価 ★★★ | プライバシー尊重という考え方はスネ夫には無いと思われます。こんな事を平気でやってしまうスネ夫さん、本当に社長になれるんでしょうか?目には目をと言うのび太とドラえもんにも問題ありますが。 |
その7あらかじめ日記はおそろしい | |
手口 | あらかじめ日記に「のび太はジャイアンになぐられ、しずちゃんにくびをしめられ、ライオンに食べられる。」と書き込む。 |
評価 ★★ | 一見過失ですが、普段のドラえもんの道具に対する高い評価から察するに、確信犯とすれすれなんじゃないかと思います。まぁ、あくまで推測ですが。確信犯だったら5点あげます。 |
その8ドライブはそうじ機に乗って | |
手口 | 毎度お定まりののび太のけもの。あの車は4人乗りなんでしょうか。 |
評価 ★★ | 今回はいとこが仲間外れにしています。おそらくはスネ夫の助言があったんでしょう。 |
その9海に入らず海底を散歩する方法 | |
手口 | のび太をのけ者にして遊びに行った四丈半島の別荘から自慢話と写真をたくさん送りつける。 |
評価 ★★★★★ | 自慢にも分類されるのでしょうが、これはかなりえぐいいじめですね。帰ってきてから自慢するならいざ知らず、絶海の孤島のはずの四丈半島で、写真を現像して送りつけるという周到な手口、さらに、2ページ目の1コマ目を見れば分かりますが、彼らと別にボート付のカメラマンがいるようです。 |
その10大あばれ、手作り巨大ロボット | |
手口 | 正義の味方、グランロボの実験台にする |
評価 ★★★ | まぁ、素手で攻撃するよりはダメージ無いようですし。のび太を羽交い締めにするジャイアンは結構非道ですが。 |
その11ロボ子が愛してる | |
手口 | 石をぶつける |
評価 ★ | ロボ子と一緒にいるのび太に嫉妬して石を投げつける。スネ夫らしからぬストレートな行動。 |
その12のび太のヘリコプター | |
手口 | のび太のヘリコプターを壊す。 |
評価 ★★★ | パチンコで打ち落として踏みにじる念の入りよう。こんな時いい顔していますよね。ドラえもんの、コショウをまき散らすという逆襲は手ぬるいと思います。 |
その13六面カメラ | |
手口 | ママからあずかった手紙を盗んで空き地に隠す。 |
評価 ★★★★★ | こういう、事がのび太以外にも及ぶ可能性のあるいじめって僕としては評価が高いんですよね。単なる、子供同士のいじめで済まされない可能性があるんで。相手が泣いて訴えても返そうとしないどころか、それをかくしてとぼけているっていうのも、高ポイントです。 |
その14テレビとりもち | |
手口 | のび太を呼びつけて置いて仲間外れ |
評価 ★★★ | 3人でしか遊べないゲームをやるためにのび太を呼びつけて置いて仲間外れにする。変わりばんこという概念は無いようですね。 |
その15地震なまず | |
手口 | のび太の地震に関する逸話を言いふらす。 |
評価 ★★★ | その1程の陰湿さはないのですが、みんなに電話して通じないからと直接話に出かけるしつこさはなかなか評価高いのではないでしょうか。その上、筆談まで使います。いつもながら仕事が丁寧ですね。 |
その16アワビとり潜水艦出航 | |
手口 | 風邪を引いていることを承知の上でのび太を別荘に誘う |
評価 ★★★★ | 「それは残念だなあ。」「かぜじゃしょうがないなぁ。」と言葉を重ねる周到さ、臨機応変かつ迅速な対応。手口がマンネリ化していたと思っていたのですが、まだまだ大丈夫です。いやー、陰湿。 |
その17のび太は世界にただ一匹 | |
手口 | のび太ボーリング |
評価 ★★★ | ボールをふんずけて転ぶと大怪我をすることがあるらしいです。そんなときでも「のび太が悪いんだぞ」と言って責任逃れをするのでしょうか。 |
その18百丈島の原寸大プラモ | |
手口 | のび太を仲間外れ |
評価 ★ | 毎度毎度の手口です。のび太の方としてももう分かっているので、「どうせ、ぼくはまたなかまはずれなんだろうね。」スネ夫は嬉しそうに「あたり!」もはや快感となっている模様です。 |
その19宇宙探検ごっこ | |
手口 | のび太を仲間外れ |
評価 ★★ | 特筆すべきは、今まで仲間外れに対して良心の呵責を感じていなかったしずちゃんの発言。 |
その20広〜い宇宙で海水浴 | |
手口 | のび太を仲間外れにしない |
評価 ★★★★ | 「親切な自分」を保ったままでのび太をいじめる、その19を受けて学習したようです。「一人だけ泳げなくてさぞつまんないだろうけど、ぜひ砂遊びにいらっしゃい。」というセリフもなかなか言えません。 |
その21クロマキーでノビちゃんマン | |
手口 | ロープをはってのび太を転ばす |
評価 ★★ | なかなか地道な手ですが、決して謝らないどころか、「ちゃんと前を見て歩かないからだ。」と説教をするその姿勢は評価に値します。 |
その22つめあわせオバケ | |
手口 | のび太を海岸の別荘に誘う |
評価 ★★★★ | その20に続いて、のび太を誘ってその先でいじめるというやり口です。海で泳いだり、肝試しで脅かしたり。わざわざ準備したり、懐中電灯に細工したり、用意周到ですね。 |
その23すぐやるガン | |
手口 | ジャイアンがのび太のラジコンを土管にぶつけて大喜び |
評価 ★★★ | 両手片足を挙げて「ジャイアンはうまいなあ。」、さらに水たまりを走らせるよう提案。「己の欲せざる所人に施す無かれ」のアンチテーゼです。さすが天然。 |
その24水たまりのピラルク | |
手口 | 別荘の釣りにのび太を連れていかない |
評価 ★★★★ | いじめのせいでしずちゃんにもジャイアンにも見切りを付けられます。 |
その25いたずらオモチャ化機 | |
手口 | いたずらオモチャでのび太をはめる |
評価 ★★★ | 2回騙して3度目に本物のケーキを出してくる、悪者にならずにのび太をいじめてしまう手口はかなり場慣れしていると思われます。 |
その26ドラえもんに休日を!! | |
手口 | のび太を猛犬のいる庭に誘い込む |
評価 ★★★★★ | 理由もなくのび太をぶん殴るジャイアン、のび太を救うと見せかけて罠にはめるスネ夫、2人の個性が明確に表れた名エピソードです。 |
その27なんでもぬいぐるみに・・・ | |
手口 | のび太が買いたがっていたぬいぐるみを買う |
評価 ★★★★★ | 結構高価な品物なのですが、のび太をいじめるためには金に糸目を付けないといったところでしょうか。実はしずちゃんのほしがっていたぬいぐるみだと判明して、「おまえが悪いんだぞ!!」罪悪感0です。 |
その28しかしユーレイはでた! | |
手口 | 暇つぶしにのび太を驚かす |
評価 ★★★ | スネ夫のような上流階級の人間にとってのび太は娯楽ではありません、って民主主義じゃないですね。 |
その29メモリーディスク | |
手口 | のび太に怖い本を貸して置いて驚かす。お漏らししたら言いふらす。 |
評価 ★★★★ | 計画的犯行とも考えられます、しずちゃんに言いふらすときの最高の笑顔が素敵。 |
その30乗りものぐつでドライブ | |
手口 | 高井山へのドライブでのけもの。「いとこの車で高井山までドライブしないか。」「あと二人しか乗れないの。」 |
評価 ★ | 超基本テクニック、必修です。誘ってから車で出かけるまでわずか3コマという周到さもベテランの域と言っていいでしょう。 |
その31ずらしんぼ | |
手口 | 1.ジャイアンのまんがを汚した罪をのび太になすりつけ、2.ジャイアンに言いつけ、ずらしんぼで汚れを消したのを知ると3.「でもこれからよごすよ。」 |
評価 ★★★★ | 1.だけでは飽きたらず、のび太が確実に殴られるように仕向け、3.で、自分の過失ではないようにごまかす。巧妙に見えて案外先を考えていませんね。 |
その32ミニ熱気球 | |
手口 | 熱気球を奪って隠す。 |
評価 ★★★ | これだけでは普通ですが、「ほーら、やっぱり!ドラえもんに泣きついて、なにかださせると思ってた。」と言うことは、のび太に自慢した時点からここまで計算しての行動だったと言う事なんでしょう。 |
その33万能プリンター | |
手口 | 万能プリンターで修正した写真にケチを付けてジャイアンに殴らせる |
評価 ★★★★ | もはや、自分に何のメリットがありません。もはや「のび太をいじめること」が目的になっているのです。 |
その34人間リモコン | |
手口 | 1.ジャイアンの0点の答案を壁に張り出す2.のび太に責任をなすりつける3.居直る |
評価 ★★★ | ジャイアンへの攻撃と、のび太への攻撃を同時に行い自分はいっさい傷つかないどころか、ジャイアンとの友情を深めようという一石二鳥どころではないうまい計略です。 |
その35アニメばこ | |
手口 | 三人用のビデオ |
評価 ★★ | のび太を仲間外れにする口実なんですが、しずちゃんもその嘘を指摘するどころかのび太への友情とかヒューマニズムなどビデオの魅力の前にはないも同然でした。 |
その36ゴロアワセトウ | |
手口 | 蜘蛛を見せる |
評価 ★★★★ | まぁ、ここまでならそれほど評価は高くないのですが、雨の中をわざわざやってくるとは。 |
その37お話バッジ | |
手口 | カエルも見せる |
評価 ★★★★ | 「ゴロアワセトウ」でもそうですが、てんコミではあまりなかった、しずちゃんをターゲットとしたいじめが結構あります。 |
その38なおしバンとこわしバン | |
手口 | 壊れたおもちゃをあげる。のび太:「みんなこわれてるよ。」スネ夫:「だからあげちゃう。」のび太が持っていって、「ごみをすていにくてまがはぶけたよ。」 |
評価 ★★★★★ | 僕のお下がりといえども高かったんだから感謝しろよ、ってことなんでしょう。あるいはスネちゃま流のリサイクルと見るべきか?「だからあげちゃう」とポロっとこぼしてしまったのは上手くないですが。小1にしてすでにケチンボと呼ばれている事実も忘れてはいけません。 |
その39あめんぼう | |
手口 | のび太にローラースケートをかしてあげる。 |
評価 ★★★ | 新しい手口ですね。のび太はお約束の通り壁に激突して笑い者になります。 |