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地域医療問題の連絡協議会立ち上げ提案 伊賀・名張

 昨年4月に始まった伊賀・名張両市の自治体病院と民間の岡波総合病院(伊賀市)による2次救急医療の輪番制が、医師不足で来年4月以降も維持できるか危ぶまれている問題を受け、伊賀市・名張市広域行政事務組合議会(臨時会)のあった7月28日、坂井悟伊賀市議長と永岡禎名張市議長が同組合議会の出席議員に対し、地域医療にかかる検討のあり方について協議する場の立ち上げを提案した。9月議会開会までに1回目の会合を開きたい考えで、8月初旬にも両市議会で検討に入る。

 両議長の提案によると、協議の場には両市議会から選出された委員各10人が出席し、同問題の解決に向けた対応や意見などをまとめていくというもの。永岡議長の説明では、各会派の代表と議長、副議長の参加を想定しているという。

 協議の場を立ち上げるための趣旨説明で、坂井議長は「名張・伊賀両市民にとって医療問題は最大の関心事。両市議会としても、調査、研究および議論、協議する場を設ける必要があると考え、連絡協議会的なものを立ち上げてはどうか」と提案。同組合議会が開かれる前日の27日に両議長が人数や日程などについて事前に協議した、と説明した。

 一方、この問題については、県や両市などの行政機関や医療関係機関が連携し、今後の医療体制について話し合う「伊賀地域医療体制整備計画検討委員会」の初会合を8月3日に予定している。

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