衆院千葉7区補選が確定 メール問題の影響焦点
4月11日告示、23日投開票の統一補欠選挙は、衆院千葉7区だけで実施されることが15日、事実上確定した。
同補選は、自民党の松本和巳前衆院議員が陣営の選挙違反事件で辞職したことに伴い実施される。当初、「政治とカネ」への批判やライブドア事件、耐震強度偽装問題などから自民党に不利とみられたが、その後、永田寿康衆院議員(民主党員資格停止中)が提起した「送金指示」メール問題で民主党への逆風が強まっており、メール問題の影響が焦点となる。
今年は大型国政選挙が想定されないだけに、各党総力戦での戦いとなりそうだ。
民主党は15日の臨時常任幹事会で、千葉県議の太田和美氏(26)の公認を決定。自民党は候補者を公募で選考中で、30-40代の候補者5人から、今週中に決定する見通し。共産党は徳増記代子氏(53)が出馬表明している。
【共同通信】
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