無差別に技術をついばむ鳥

情報処理技術全般を気まぐれにつつくゆるいブログです

ネタつつき47−プログラミング上達法。

私は技術コンサルタントみたいな事もしていますので、よくプログラミングが上達する方法について聞かれます。また、プログラミングが出来ないという悩みを持った人を時々ネット上で見かけますので、今回はプログラミングが上手くなる方法を語ります。
巷ではよく見受けられる誤解はプログラミングという行為が異質なものであるというものです。私はこれを間違いだと考えております。というのも、私のシステム構築屋としてのお仕事は大半が日本語でなされるからです。お客様と日本語で話せば、脳内で自然と実装が出来ます。それはどのような状態なのかといいますと、ネタつつき29ー私の頭の中の小人さんたちを読めば分かると思います。すなわち、私の感覚では自然言語とプログラミング言語の境目が曖昧なのです。より正確に言うと、プログラミング言語は自然言語のサブセットに過ぎないという事です。
そんな私が思うに、プログラミングという行為に対して多くの人は気構え過ぎなのではないでしょうか? プログラミングは文章を書くのと同じ感覚で出来るものなので、それ程気構える必要はないのです。この事を強調するために敢て過激に表現すると、プログラミング言語は、女子高生のギャル語と同じようなものです。ギャル語は相手が女子高生で、プログラミング言語は相手が機械というだけの話しなのです。情報伝達というその本質は変わりません。
ですから、プログラミングが上手くなる方法は単純です。 相手の特性(CPUや開発環境など)を調べつつ、ただひたすらに書くだけです。女子高生だって、ある人突然女子高生になってギャル文化を極めたのではありません。高校生になって、仲間同士情報処理をしていてその結果、ギャル文化が形成されただけなのです。ですから、プログラミングも躊躇せずに気楽にその世界へ入っていけばいいのです。そうすれば、自然とプログラミングが上手くなっていきます。
ここまで読んで「そんな馬鹿な」という人が多い事でしょう。しかしよく考えてみて下さい。情報処理機器も所詮人間の創造物なのです。ですから人間にとって異質なもだとか、特別なものではありません。人間が人間のために考え出した、極めて人間的なものなのです。それを特別に意識するから駄目なのです。
といっても注意して欲しいのは、行き当たりばったりなモンキープログラミングを推奨しているのではないという事です。会話や文章は相手の事を考えて行う事です。ですから、プログラミングは自分の思いだけで書きなぐるものではありません。その辺は普通の書類となんら変わりません。気構える必要はないけども、それイコールいい加減ではないのです。真剣に遊ぶという感覚が必要なのです。
そろそろ纒めに入ります。プログラミングは堅苦しく考えると余計に上手くなりません。気楽に楽しむ事により自然と上達するものなのです。しかし、だからと言って相手(開発環境やCPUなど)やその文化(情報処理技術)を無視してはなりません。相手の事をよく知り、そしてよく考えつつ知的に楽しむ。それがプログラミングを上達させるコツです。
プログラミングは最高の知的遊戯です。よく学ぼう♪そしてよく遊ぼう♪
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