■内定承諾
内定をもらったら、大抵は「内定承諾書」を渡されます。記入し、お礼状を付けて提出しましょう。ワープロで構いません。
お礼状例文
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
私は、○○大学○○学科の○○○○と申します。
このたびは、内定のご通知を頂戴し、誠にありがとうございました。高い評価をいただきましたことを大変嬉しく思います。(貴社の一員になった後も忘れず、日々成長し続けるよう一生懸命に努力精進して参りますので、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。)
早速、内定承諾書を提出させていただきますので、ご査収のほど宜しくお願い申し上げます。
とりあえず書類の送付かたがた御礼まで。 敬 具
平成 年 月 日
○○株式会社
人事部 ○○ ○○ 様
○大学○○学部
○○ ○○
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他社を受けていて、まだハッキリしない場合は()内は書かなくてもいいでしょうね。
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■辞退する場合
ポイントは以下の点かと思われます。
1. できるだけ早く辞退の意思表示をすること
2. 今までお世話になったことへの心からの謝辞を表すこと
3. 辞退の理由はさらりと
4. 最後は企業の発展を祈念する一文で締める
5. 電話よりメール、メールより手紙がベター
6. 一番大切なのは内々定に対する感謝と辞退することに対する申し訳ないという気持ちをストレートに表現すること
なお、断りの理由としては、以下のような文言も考えられます。
・都市圏企業に対し=地元に戻り親孝行したい気持ちを捨てきれず
・地方企業に対し=都会で自分の能力を試したいという志を捨てきれず
・他の業界で自分の力を試したいという気持ちを捨てきれず
・自分の適性を再度冷静に考えた結果、もう一つの選択を選ばせていただきました
・両親(恩師)の強い希望もあり、別の企業にお世話になろうと決心いたしました
・今しばらく就職活動を続けたいという自分の気持ちに正直でありたいと考え、また御社を強く志望している他の学生さんのことを思うと申し訳なく・・・。
辞退のお詫び状例文
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
私、○○大学○○学科の○○○○と申します。
このたびは、内定のご通知を頂戴し、誠にありがとうございました。私にとっては望外の喜びで、また多少以上の自信を得たようにも思います。
さて、このような光栄をいただきながら誠に申し上げにくいのですが、せっかく頂戴した内々定ではありますが、実はどうしても捨てきれぬ夢があり、辞退させていただきたく存じます。
○○様はじめ御社の採用ご担当の方々には、ご厚情をいただきながら、このようなご返事で申し訳なく思います。
どうか若輩のわがままをお許しいただきたくお願い申し上げます。
まずは、書面にて失礼いたしますが、後日、お電話にてご連絡させていただきたく存じます。
最後になりましたが、貴社のますますのご発展並びに採用ご担当各位のご多幸をお祈り申し上げます。 敬 具
平成 年 月 日
○○株式会社
人事部 ○○ ○○ 様
○○大学○○学部
○○ ○○
↑後で電話する場合
拝啓 貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
内定を頂いております、○○大学○○学部○○学科の山田太郎と申します。
大変急ではございますが、誠に勝手ながら内定を辞退させていただきたくお手紙を差し上げました。
御社には大変ご迷惑をおかけすることになり、申し訳なく思っております。
(〜あなたの気持ち・なぜ辞退するのか、今後何をしていきたいのか、など〜)
……と、自分の夢・目標に向かってがんばっていこうと思っております。
このような結果になってしまい、大変恐縮ではございますが、これをご縁に今後ともよろしくお願いします。
後日、改めましてお電話にてご連絡差し上げます。 敬 具
平成 年 月 日
○○株式会社
人事部 ○○ ○○ 様
○○大学○○学部
○○ ○○
↑後で電話する場合2
先日は、ご多忙のところ、内定のご連絡をいただきありがとうございました。人事ご担当の○○様を始め、ご関係みなみなさまの誠意あふれる対応に、たいへん感謝いたしております。
しかしながら、先にお電話でもお伝えしたとおり、やむを得ない事情があり、入社を辞退させていただきたいと存じます。御社には多大なご迷惑をおかけし、衷心よりお詫び申し上げます。
本来なら、直接お目にかかりましてお詫び申し上げなければならないところを大変失礼とは存じますが、このような形でお詫び申し上げることになりましたことをお許しいただきたく存じます。
末尾ながら、御社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
↑先に電話で辞退の旨を知らせた場合
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