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松崎しげるショック…「日焼けマシン」がんの素!?

発生リスク75%増とWHO発表も

 日焼けマシンの紫外線(UV)が発がんの危険性を著しく高めるという研究結果を世界保健機関(WHO)が発表し、利用者や業界関係者に動揺が走っている。その危険性は、たばこやアスベスト(石綿)と同等の最高ランクとの研究結果も出たという。ショッキングな発表に、褐色の肌がトレードマークのあの人の反応は…。

 研究結果を発表したのは、WHOの外部組織で、フランス中部リヨンにある国際がん研究機関(IARC)。

 9カ国20人の専門家による共同研究で、30歳未満から日焼けマシンを使い始めた場合、皮膚にできる「メラノーマ」と呼ばれるがんの発生リスクが75%増加することが判明。その危険度は、たばこやアスベスト、カドミウムやダイオキシンと同等で、5段階中の最高ランクに相当するという。

 これを受け、英仏両国の皮膚科学会は研究成果を支持する声明を発表。英国では日焼けサロン産業に規制が必要であるとの声もあがり始めた。

【「欧米人向け」と業界冷静】

 日焼けサロンが全国に点在する日本でも、日焼けマシンは若者を中心に利用者が数多くいる。だが、日焼けサロンの業界団体「日本セーフティ・タンニング協会」の長岐俊彦顧問(67)は「同じような問題提起はこれまでに何度も出ている。業界では使用時間を厳格に制限し、マシンも夏の太陽光線と同じスペクトル(光線)になるよう設計している。長時間使用しない限り、弊害はない」と平静な反応を見せる。

 そのうえで、「この件で問題を提起するのは、いつも欧米。白人、とくに子供が遺伝的にメラニン色素を作る能力に乏しいという背景があるからです。また、この時期はリゾート地に行く欧米人が多く、WHOの発表は観光客向けの注意喚起という側面もある。同じことを単純に日本人にあてはめることはできません」とも語る。

 一方、「愛のメモリー」などのヒット曲で知られ、真っ黒に日焼けした肌がトレードマークの歌手、松崎しげる(59)は「医学的なことは分からないし、発表の内容も詳しく知らない。これからの推移を見守っていくしかない」とコメントする。

 ちなみに、今のところ松崎には懸念されるような皮膚に関する疾患は一切なく、事務所関係者は「むしろ、還暦に近い者にしてはマレなぐらい肌は健康です」と力説。その証拠としてこんなエピソードを明かす。

 「ある健康番組に出演した際、共演した30代後半の男性タレントは顔にシミが40個ぐらい見つかったのに、松崎はおでこにひとつ見つかっただけ。お医者さんにもびっくりされました」

 さらに、「松崎の場合、自宅に日焼けマシンは所有しているが、基本的には“天日干し”。冬でも時間があれば太陽光で焼くので、あまり影響はないでしょう」とも。

 今回の発表は日焼けしたからすぐにがんになるというものではない。とはいえ暑い夏、くれぐれも焼きすぎには注意したい。

ZAKZAK 2009/07/31

松崎しげる

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