三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手8銀行・グループの2009年4〜6月期決算が31日出そろった。みずほフィナンシャルグループを除く7行・グループは国債売買などの市場関連収益が好調だったほか、株式相場の持ち直しで保有株の減損処理額が減少し、連結純損益で黒字を確保。金融危機や景気悪化で大半が大幅赤字に陥った09年3月期に比べ業績が改善した。
みずほFGは、融資先の貸し倒れなどに備えて購入したデリバティブ(金融派生商品)の値下がりで880億円の損失を計上。連結純損益が44億円の赤字となった。
[時事通信社]