2009年7月31日 19時45分更新
土砂崩れで住宅に被害が出るおそれがあるとして避難勧告が出されていた真庭市の皆畑地区について市は、十分な安全対策がとられたとして31日、避難勧告を解除しました。
真庭市東部の樫西地域にある皆畑地区では、土砂崩れが確認されたうえ、さらに雨が降れば新たな土砂崩れが起きて住宅に被害が出るおそれがあるとして、市が29日、地区の5世帯18人に避難勧告を出しました。
このため市では新たな土砂崩れの発生を防ごうと斜面にブルーシートをはったほか、万一、土砂崩れが起きても住宅に土砂が流れ込まないよう柵を設置しました。
市では、十分な安全対策がとられたとして31日午後4時15分に避難勧告を解除しました。
市は今後、崩れた土砂を撤去するほか、ほかの地域でも土砂崩れの兆候がないか情報収集をして、安全を確保することにしています。