2009年7月31日 19時45分更新
県内の先月の有効求人倍率は0.56倍と12か月連続で前の月を下回り、46年ぶりの低い水準となりました。
岡山労働局によりますと、仕事を求める人1人に対して企業から何人の求人があったかを示す県内の有効求人倍率は、先月、0.56倍で、昭和38年2月以来、46年4か月ぶりの低い水準となりました。
これで12か月連続で前の月を下回りましたが、前の月と比べた下落幅は0.01ポイントで、今年前半まで続いていた急激な悪化とは違って小幅にとどまりました。
ハローワークの地区別に見ますと、津山が0.31倍と県内で最も低く、岡山が0.71倍、倉敷中央が0.47倍などとなっています。
岡山労働局では「下げ幅は小幅になったものの、政府の緊急の雇用対策などが活用された一時的なもので、全体的な雇用状況に改善の兆しは見られていない。ひきつづき企業への助成金や失業者への就職支援を進めていきたい。」と話しています。