2009年7月31日 19時45分更新
携帯電話の無料サイトを使って人気歌手の曲などを無断で配信していたとして、岡山市の会社経営者ら2人が逮捕された事件で岡山地方検察庁は31日、2人を著作権法違反の罪で起訴しました。
起訴されたのは、岡山市に本社があるインターネットサイトの管理・運営を行う会社「エーアールケイ」の会長、藤井功年被告(40)と社長の隅川雅樹被告(35)の2人です。
起訴状によりますと2人はおととし12月から去年9月までの間に、2人の会社が運営する携帯電話のサイトを使って人気歌手の歌、4曲を無断で配信していたとして著作権法違反の罪に問われています。
これまでの検察の調べによりますと、2人は携帯電話サイトの広告収入として少なくとも1200万円を得ていましたが、このサイトから配信されていた曲の著作権料は支払っていなかったと言うことです。
検察によりますと2人は容疑を認めた上で、犯行の理由について「著作権料を払っていてはもうからないと考えていた」と供述しているということです。