今や将棋のホームページも数限りなくネット上に存在するようになりました。その中には、とっても役に立つホームページもあれば、至るところにリンク切れがあり、1年以上もまったく更新されないホームページもあります。
そこで、ここでは、最近になって将棋のホームページを捜し始めた人のために、管理人が独断的に、「良い」と思うホームページを紹介してみました。なぜ、このようなページを作ったかは、暇な時にでも、勝手に考察文その八「推薦HP集を作った理由と現在のHPに一言」をご覧下さい。
では、早速お勧めしたいホームページの紹介に入りますが、その前に、ここで紹介しているホームページは、将棋リンク集にあるもののみ、さらにその中でも「将棋のホームページを初めて捜し始めた人」が見るのにちょうどいいと言うもののみ載せているということをお断りしておきます(私が良く見るサイトは、この中からさらに絞って、「厳選将棋リンク集」としてまとめてあります)。
また、ポップアップ広告(別ウインドウ)の出るページは、(別)と、BGMの鳴るページは、(音)と書き加えましたので、開くとき注意して下さい。
なお、ここで紹介しているホームページの他にも、将棋リンク集には優良ホームページがありますし、ネット上にはそれ以上に、私の知らない、「優良ホームページ」もたくさんあるかと思いますが、それらは少しずつ載せていけたらいいなと思っています。(2004/01/15全面改訂)
◎では、まず最初は、誰でも知ってる、「日本将棋連盟」と「将棋倶楽部24」です。日本将棋連盟は、将棋界の総本山、特にその中でも、プロ棋戦の速報があるのがいいですね。他にも、プロ棋士のことを始め様々な情報が載せられています。でも、将棋の総本山と言うのに、将棋の技術的なことがないのがやや不満です。
将棋倶楽部24は、インターネット上で対局できる無料サイト。まあ、あまりにも有名なので、細かい説明は省きますが、オンライン対局でここを上回るものはないでしょう。また同じく「Yahoo!将棋」も無料サイトですが、24の方が使い勝手は良いかもしれません。
◎将棋のリンク集もいまやたくさんありますが、この「将棋リンク集」が、更新もまめで、一番使いやすいと思います。唯一の欠点は、説明がないので、行ってみないと分からないことでしょうか。将棋タウンの「将棋リンク集」にないホームページへ行く時に、私自身は、プロ棋士とファンサイトなら、「谷川浩司応援ページ」を、コンピュータ関係なら「コンピュータソフトのページ」を、さらに詰将棋関係なら、「風みどりの玉手箱」にある「詰将棋関連リンク集」を使っています。
◎将棋を覚えたいと言う人にお勧めなのが、「将棋ビギナーズ」です。うちの「将棋幼稚園」と合わせて読んでもらえれば、それだけで十分でしょう。また、「へぼ将棋研究所」や「将棋喫茶の王将撃破」には、数々の覚えておきたい手筋が載っています。さらに、「将棋戦法研究所」の将棋学校、「店長のへたっぴ将棋倶楽部(別)」の講座は、初心者必読です。
◎将棋について質問できるホームページがあると何か疑問に思ったときは便利です。たとえば、うちにも「質問掲示板」はありますが、「神崎健二七段のホームページ」には、プロ棋士自ら答えてもらえる掲示板があります。他にも、「学生強豪の将棋研究所」管理人の学生強豪さんも、強いので、掲示板で質問できますし、「将棋パイナップル」では、様々な事柄に関してスレが立てられています。
◎将棋の研究をしているホームページはたくさんあります。
なかでも、序盤戦術を研究しているのが、「9x9=81」です。西田スペシャルについては、「だにいの将棋ホームページ」と合わせて必読です。盤面をテキスト表示している箇所が多く、なれない人にとっては、やや見づらいのが難点ですが、じっくりと読む価値はあります。
四間飛車の総合サイトとも言うべきなのが、「竜淵庵」です。詳細な戦法カタログから、書籍の紹介、コラムまで、重量感のあるサイトとなっています。また、「関西将棋会館」のビギナーズページにあるビギナーズ戦法事典は、非常に分かりやすく戦法を紹介しており、一度は見ておくべきでしょう。
定跡研究では、他にも、「矢倉・相振り飛車(別)」(矢倉と相振り)、「闇の研究所」(定跡を一通り)、「きむの将棋放浪記」(四間飛車)、「三間飛車のひとくちメモ」(三間飛車)などがあります。
◎プロ棋士のページと応援ページも最近はたくさん作られるようになりました。
公式サイトでは、「日本将棋連盟」「関西将棋会館」「女流棋士会」があります。
私も良く見にいくのが、「神崎健二七段のホームページ」(質問に重複)です。ここには、毎日書かれている神崎七段の日記もあり、日々発展、これからも目の離せないホームページです。他に、昔からある武者野六段の「マリオ武者野のホームページ」や、「米長邦雄ホームページ(音)」などがあります。ただ、将棋の技術的なページというのはまだなく、プロ棋士のページであるのに、ちょっと残念です。
応援ページでは、女性のねこじゃらしさんが作っている「谷川浩司応援ページ」(リンクに重複)が多くのファン交流の場所になっている他、「やまとちゃんのページ」では、高橋和本人の日記や書き込みがあるのも大きな魅力です。
応援ページは他にもたくさん活況のあるところがありますので、将棋リンク集から出かけてみて下さい。
◎将棋の棋譜を見たいなら、「リコー将棋部」と「東京大学将棋部」でアマ強豪の棋譜をたくさん見ることができます。また、新聞社の将棋サイトでも、関係した棋譜を見ることが出来、「将棋王国」には、面白いコラムもたくさんあります。新聞社の将棋サイトへは、「タイトル戦等実況ページへのリンク集」から出かけられますので、行ってみて下さい。
◎将棋雑誌は、現在、月刊誌として「将棋世界」(公式サイトは、「日本将棋連盟」)と「近代将棋」、さらに「詰将棋パラダイス」があり、新聞としては、週刊将棋(公式サイトは、「週刊将棋ONLINE」)がありますので、どのような内容か見たい時には参考になるでしょう。
◎読み物・・・自分が良く読んでいるものは、私設リンク集(中頃の各日記への直リンク)に載せているので見て下さい。自戦記は、私はあまり読まないのですが、面白い自戦記を書いているのが、「きよきよのしょうぎばん」でしょうか。いろいろな人の自戦記を読みたいと言うことであれば、「将棋自戦記職人組合」に行けば、トップページから各組合員のサイトへ行くことが出来ます。
また、「もずいろ」の管理人であるもずさんが書いている「勝手に将棋トピックス」は必見で、これを見ているだけでも、将棋界の流れが分かります。
◎詰将棋に関するホームページはたくさんあります。総本山と言うべきものは、「詰将棋パラダイス」(将棋雑誌に重複)でしょう。他に私が初めて見て、びっくりしたのが、非常に充実している「詰将棋博物館」です。また、「風みどりの玉手箱」は、私のHP公開初期からリンクを張らせてもらっている、活気のあるホームページですし、「リコー将棋部」(棋譜に重複)には、谷川プロの良質な詰将棋がたくさんあります。さらに、「おもちゃ箱」には、やさしい趣向詰めから様々な記録まで、「コーヘイ天国の乱」には、詰将棋入門から将棋を使ったパズルまで面白いコンテンツが並んでいます。詰将棋のサイトは、シンプルな作りで見易いものが多いため、はっきり言って、”はずれ”はありません。ただ、内容的に、ちょっと難しめなのが、玉に瑕でしょうか。(「将棋リンク集にある詰将棋」のサイトを見終わってしまったら、「風みどりの玉手箱」にある「詰将棋関連リンク集」を捜してみて下さい。)
◎再現棋譜をホームページにアップしたい場合には、棋譜管理ソフトの定番とも言える、「柿木義一ホームページ」に、「kifu for Java」がある他、「勝田将棋盤」「Eternal Sphere(ES将棋盤)」が使えます。棋譜アップのソフトとして、どれが使いやすいかと言うと、管理面、機能では、柿木さんのもの、軽さを重視するなら勝田さんのものでしょうか(ES将棋盤は使った事がないのですが、見易いです)。使い勝手は、人により多少意見が分かれると思いますので、実際に試して見てもらえたらと思います。
また、対戦形式で、詰将棋を解くJavaアプレット「詰将棋盤」も楽しく使えそうです。
◎上記で紹介できなかったHPとして、まず、本を詳細に紹介している「寄せの構造」や、将棋の囲いを詳しく解説している「しらたまの甘味所」があります。また、将棋の様々なデータを載せている「@Takaのページ」、歴史については、「A History Of Shogi」、将棋の教え方を伝授する「将棋指南所」の「鬼斬転輪」などがあります。「登山家の攻めスジ(音)」にある、屋根ウラ倉庫は名人戦と一緒に当時の世相が分かり面白いページです。「白砂青松の将棋研究室」の中には、将棋ソフトについて分かりやすく説明されたページがあります。他に、詳細なデータが載っている「将棋順位戦データベース」や、古典将棋の世界にスポットを当てた「将棋FILE(音)」なども有用なホームページです。