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【社会】

水質最良は6河川 08年の国交省水質調査

2009年7月31日 17時29分

 国土交通省が31日に発表した全国の1級河川166の2008年の水質調査によると、河川は荒川(福島県)など6河川の水質が最も良かった。

 最良の水質だった他の5河川は、荒川(新潟県)、姫川(新潟県)、黒部川(富山県)、宮川(三重県)、川辺川(熊本県)。このうち黒部川、宮川、川辺川は3年連続。6河川は、水の汚染を示す生物化学的酸素要求量(BOD)の年間平均値が1リットル当たり0・5ミリグラムと検出できる限界値だった。

 一方、最も水質が悪かった綾瀬川(埼玉県、東京都)のBODは同3・9ミリグラム。ただ、20年前に比べると5分の1程度に改善している。07年まで3年連続でワーストワンだった大和川(大阪府、奈良県)は同3・7ミリグラムで下から2番目に。猪名川(大阪府、兵庫県)と中川(埼玉県、東京都)の3・6ミリグラム、鶴見川(神奈川県)の同3・2ミリグラムと続いた。

 また、湖沼や海域も含めた全調査地点では、BODなどの指標が環境基準を満たしたのは89%で、過去最高となった。

(共同)
 

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