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麻生首相:私の顔「政権公約」表紙にいらない…弱気な?

 「私の顔は表紙に載せなくていい」

 麻生太郎首相(自民党総裁)が、次期衆院選の政権公約(マニフェスト)を紹介する小冊子の表紙から、自分の顔写真を外すよう指示していたことが8日、分かった。党幹部はその意味を「オシャレなデザインにしたい」と強調するが、内閣支持率の低迷にあえぐ麻生政権だけに、首相の「弱気」の表れとの憶測も呼びそうだ。

 各党のマニフェストを紹介する冊子は、表紙など目立つところに党首の顔を載せ、有権者にアピールするのが慣例。自民党が圧勝した前回05年の衆院選では、当時の小泉純一郎首相の顔のアップとともに、「郵政民営化こそ、すべての改革の本丸。」との選挙スローガンが大きく書かれ、郵政選挙を象徴した。

 しかし、麻生首相は6日、自民党本部で細田博之幹事長や菅義偉選対副委員長らと会談した際、政権公約の表紙から自身の顔を外すよう指示。その上で「若い女性が電車の中でも、読めるようにしてほしい」と注文をつけた。党広報本部は首相の写真の代わりに、視覚的にも訴えるデザインを検討している。

毎日新聞 2009年7月9日 2時30分(最終更新 7月9日 2時30分)

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