SANS Internet Storm Centerは7月30日、iPhone OSの深刻な脆弱性に関する情報が、米ラスベガスで開催中のセキュリティカンファレンスBlack Hatで同日発表される予定だと伝えた。
それによると、この脆弱性は、著名な研究者のチャーリー・ミラー氏らが指摘しているという。テキストメールを通じて悪用されるた場合、iPhoneを乗っ取られてしまう恐れがあるとされる。
被害に遭わないためには、もしも4分の1角文字が1文字だけ入ったテキストメールが届いたら、直ちにiPhoneの電源を切るよう、ミラー氏はアドバイスしているという。
ミラー氏は1カ月ほど前にAppleに通報したとしているが、まだパッチはリリースされていない。
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