眞鍋かおりと所属事務所の喧嘩のトバッチリか!? 城内実の後援会ポスター眞鍋写真問題!!
“ブログの女王”として有名になったタレントの眞鍋かおりと、次期衆院選に保守系無所属で静岡・浜松7区から立候補する予定の城内実(きうち・みのる)が揉めている。原因は、城内の後援会ポスターに眞鍋の写真を使ったからだ。城内は「許可を得た」と言っているが、眞鍋は「その方とは全く関係がございません。何で、写真が使われたのか困惑している」。要するに、眞鍋は「無断使用」だと言っているわけだ。
それにしても、城内が「無断使用」するとは考えられない。が、素人じゃないんだから、常識に考えて、後援会ポスターでも、選挙前の候補者がポスターにタレントの写真を使うことがどういうことか「知らなかった」なんてわけがない。冷静に考えたら、城内側に問題がある。静岡県内のテレビ局の関係者は言う。
「浜松7区は、自民党の片山さつきが立候補していますが、今回は城内が大きくリードしていた。当選も堅いと言われていました。しかし、眞鍋の一件で混沌としてきましたね。もっとも、片山の当選はないですから、民主党の斉木武志がイイ線いくかもしれませんね。斉木は、元NHKアナで知名度もありますから…」。
それにしても、今回は、単にポスターに写真を使われたとかの問題を超えてしまった。眞鍋は現在、H.I.Sや日立「Wooo」、ニフティなどのCFに出演しているが、今回のポスター問題で、日立がCMの中止を決めた。スポンサーからしたら、明らかに契約批判である。眞鍋は「特定の政党の候補者を応援することがない」と言っているが、城内との選挙用とも思える対談に出演しちゃっている。これは、明らかに「応援していた」と見られても仕方がない。
しかし、今回の問題に関しては、さすがに眞鍋も本気で争うに違いない。彼女は、何といっても「ブログの女王」である。では、いったい、何が問題なのかというと、おそらく、今回の問題の構図は「眞鍋と城内」ではなく、「眞鍋と所属事務所」の問題に発展すると思われる。眞鍋の所属事務所は、小倉優子と同じ「AVILLA」だが、おそらく、今回のポスターへの写真使用は、少なくとも事務所の関係者が許可したことは明らかだ。もちろん、そのことは眞鍋は知らなかったはず。事務所の関係者にしても「後援会のポスター」と聞いて、おそらくピンとこなかったのかもしれない。ま、事務所もいい加減だった。
しかも、今回の問題を一段と揉めさせているのは事務所と眞鍋との関係だろう。そもそも、この事務所は脱税で、東京国税局から告発されたプロダクションであるだけでなく、眞鍋とは、独立問題で揉めているからだ。眞鍋は、弁護士を立てて事務所と争っているほどである。
それだけに、今回のポスター問題は、眞鍋にとって有利に働くことは確かだ。眞鍋が「冗談じゃない!」と吠えれば吠えるほど、実は、城内より事務所の「AVILLA」の方が立場が悪くなってくるのである。この問題の結末は…。あるいは、眞鍋の「事務所独立」になる可能性が大である。
ま、そういった意味で考えると、城内は、眞鍋と所属事務所のトラブルに巻き込めれた悲劇の候補者と言うことになるかもしれない。もっとも、知名度がさらに高まったことも確かだし、災い転じて福となすかもしれない。
森田健作が千葉県知事就任後初の著書「逆境力」。アクアライン通行料800円の日に発刊!!
何かとお騒がせの千葉県知事・森田健作が、知事になってから初めての著書「逆境力」を8月1日に双葉社から出版することになった。当選以来、各方面から叩かれ続けた森田が「逆境力〜成功に導く67の発想〜」とは、実にタイムリーと言うか何と言うか!!
だいたい、この書物を企画したのは双葉社の渡辺拓滋という男らしい。業界内では、ちょっとしたヤリ手だという。かつては小泉純一郎の写真集を出して話題になった。その他、”ハマコウ”こと浜田幸一の本や、ライブドアの広報担当だった乙部綾子なんかの本もプロデュースしていた。そうそう、あの石原真理子の暴露本なんかも彼のプロデュースだったらしい。その渡辺が、秘密裡に進めていたのが、森田の「逆境力」だったわけだ。
森田は、公約だった「東京湾アクアライン通行料800円」を、知事になって僅か2ヶ月足らずで実現した。もっとも、公約を実現したことに対しては、森田を面白く思っていない輩が批判を繰り返していた。漫画家の石坂敬とかいう女なんかは「たいしたことのない役者が、自分さえよければいいのか」なんて漫画のようなことを捲くし立てていたが、考えてみれば、やくみつるといい石坂といい、漫画なんて書いているよりテレビに出て言いたいことを言っていた方が楽だし商売になるのだろう。
ま、余談はいいとして、森田の「逆境力」。内容的には、衆議院時代に大物政治家や官僚と大喧嘩したことや、選挙で自民党に邪魔されたことなどが書かれているという。また、世襲議員の問題や、そのまんま東(東国原・宮崎県知事)や橋下徹・大阪府知事についても綴られている。「常に結果を求められるビジネスマンにも役立つ本になっている」なんて関係者は言っている。発刊日も、アクアライン通行料800円が開始される8月1日という。価格は1365円と言うが、どうせなら、本も800円にしたらよかったのに!!
ところで、この「アクアライン通行料800円」では7月31日の夜、森田も出席してアクアラインの「海ほたる」でカウントダウンを行い、深夜0時には花火を打ち上げるんだとか。その他にも、波及効果があって、藤田観光は、箱根の「ホテル小涌園」、静岡県伊東市の「伊藤小涌園」をはじめ、東京ベイ有明、横浜・桜木町や伊勢佐木町などのワシントンホテルなどで「宿泊料割引」を行うという。もっとも、全てアクアラインを通って来た千葉県民が対象らしいが、経済効果は十分に見込まれそうじゃないか!!