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傷害:4歳長男に暴行、意識不明 容疑の父親逮捕 愛知

4歳児が父親に暴行され、意識不明の重体となったアパート=名古屋市港区知多2で2009年7月31日午前10時13分、大竹禎之撮影
4歳児が父親に暴行され、意識不明の重体となったアパート=名古屋市港区知多2で2009年7月31日午前10時13分、大竹禎之撮影

 長男(4)に暴行を加えて意識不明の重体にさせたとして愛知県警港署は31日、名古屋市港区知多2のアパート「アネックス栄3」1階の無職、浅野隼也(じゅんや)容疑者(25)を傷害容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、28日午後5時から30日午後6時ごろまでの間、自宅で長男の頭や胸、腹などに殴るけるの暴行を加え、急性硬膜下血腫などで意識不明の重体にさせたとしている。浅野容疑者は容疑を認めているという。長男の体に数カ所あざがあったことから、港署は日常的な虐待があった可能性もあるとみて調べる。

 港署によると、30日午後7時15分ごろ、浅野容疑者が別の部屋にいた長男を呼びに行った。その後、浅野容疑者の怒鳴り声がしたため母親(26)が見に行ったところ、長男がぐったりしているのを見つけ119番した。母親は浅野容疑者の前妻にあたる。

 浅野容疑者宅は、浅野容疑者と妻(19)、前妻、浅野容疑者と前妻の長男、長女(2)の5人暮らし。【山口知】

毎日新聞 2009年7月31日 10時39分(最終更新 7月31日 11時37分)

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