1999年07月31日
第532話「卒業、そして、想いの行方XLVI」
テーマ:卒業、そして、想いの行方
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現在、第1~5話を連載中デス。
(内容)
浅井先生が生徒と××しちゃったお話しとか、
女の子のバイトに手をだして××…
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。・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜
その後、教室に戻ったあと、
再び机に座ってパソコンをカチャカチャうちながら…
ってか、正確には仕事をする『振り』をしながら…
ただただ時計の針が進むのを待っていました。
一向にはかどることない『仕事』をしながら思ったのは、
どうして時間ってこんなに進まないんだろうってことでさ…
ほら、楽しいことをしてるときって、
デートでも旅行でもそうだけど、
一瞬にして時間が過ぎてしまって、
なんだよぉ、もう終わりかよぉ…って、
一日の終わりを嘆いたことって誰でもあると思うんだよね。
けどさ…
それと逆で…
やることがなくって、
ただただ時間が通り過ぎるの持ってるときって、
ほんとに進むのが遅いっていうか…
何度も何度も左腕の時計に目をやるんだけど、
いつ見てもほとんど変わっていないっていうか…(汗)
そのたびにため息をついていたんだけど…
でもそれでも…
やっぱり時間ってやつは、
金持ちにも貧乏人の誰にでも公平でさ…
ぼ~っと無駄に時間を使っていた俺にも、
ついに『予定の時間』がやってきて…
やっとかぁ…
パソコンをカバンの中にしまいこんで、
帰り支度を始めたところ…
あ…れ…?
なんか…
突然、妙な感情に襲われてさ…
なんていったらいいいのか分からない感覚。
ただ無性に怖くなったっていうか…
教室を出るのが怖かった…
なんか自分が情けなくて嫌だった。
まるで、なんかの勝負を目の前にして、
周囲には「楽勝よ、楽勝♪」と偉そうに吹聴してたくせに、
いざとなったら、怖くて逃げ出してしまうような
最低な人間になってしまったような感じで、
嫌でたまらなかった。
でも、しょうがないじゃないか。
いよいよもうすぐか…と、
これから待ち受けることを少しでも考えたら…
怖くて怖くて仕方なかったんだから…
だからって…
今さら、どうすることも出来るわけなく…
上司に一言挨拶したあと、
教室を出たわけなんだけど…
駅へ向う足取りが重くてたまらなくて…
若い女性や小学生たちにまで、
どんどん抜かされてしまう始末…(汗)
しんどい…
出来ることならこのまま帰りたい…
足を引きずるように歩きながら
一瞬、弱気になったけど…
ダメだ…
そんなことしたら、一生後悔するに決まってる…
自分を戒めるのも併せて、
ぶんぶんと頭を左右にふって、
行かなきゃ…
美沙に会いに行かなきゃ…
その想いだけで、
一歩、また一歩と必死に足をすすめ、
ようやく駅が視界に入ってきたときでした…
ぶるぶるぶるっ…
そう…
ズボンのポケットの携帯…
なんだぁ…?
億劫そうにポケットから取り出すと
親父…?
オヤジから電話なんて、
これまでほとんど皆無っていうか、
あってもよっぽどのことがあったとき…
例えば、ケチョンケチョンに怒られるとき…
ぐらいしかなかったから(汗)
ちょっとゲンナリしながら、
「もしもし…?」
訝しげに出たところ…
「ヒカルか。いま、電話大丈夫か?」
間違いなくオヤジの声。
「あ、うん…。大丈夫だけど…」
「そっか。なら良かった」
「どうしたの? いきなり」
「いや、お前、これからあれだよな?
その…美沙さんの…お通夜に行くんだよな…?」
な~んか遠慮気味に喋るオヤジに、
ああ…
オヤジなりに俺のこと気遣ってくれてるんだなって…
少しだけあったかいものを感じながら、
「うん、そうだけど…?」
心の動揺を見透かされることのないよう、
出来るだけ淡々と返答したところ…
オヤジは…
少しだけ、間をあけて、
電話の向こうで軽くため息をついた音がしたあと…
「お前には言おうかどうしようか、
ずっと迷ってたんだが…」
「………?」
「実は…」
【問題】
「実はな…美沙さんのことだけど…」
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「そっか。なら良かった」
「どうしたの? いきなり」
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ああ…
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