岡山放送局

2009年7月30日 21時34分更新

避難勧告の地区で調査

真庭市は29日、土砂崩れの危険があるとして避難勧告を出し、皆畑地区に住む5世帯18人が避難をしました。

市では30日午前中から現場の状況を調査し、今後、土砂崩れを防ぐための方法について検討することにしています。

真庭市ではこの数日間でまとまって降った雨の影響を市内で調査したところ、29日になって真庭市東部の樫西地域にある皆畑地区で山肌が幅30メートルにわたって地滑りを起こしているのを確認しました。

市では、このまま雨が降り続ければ土砂崩れを引き起こし、付近の住宅を巻き込むおそれがあると判断し、現場付近の道路を通行止めにするとともにこの地区の住民に避難勧告を出し、あわせて5世帯18人が近くの公民館などに避難しました。

真庭市では30日午前中から現場に職員を派遣し、詳しい状況などについて調査をする予定です。

調査では、土砂が住宅に崩れる落ちる危険がないかどうかを調べるとともに、今後、土砂崩れを防ぐための対策について検討することにしていて、準備ができ次第、滑り落ちた土砂を取り除く作業に取りかかりたいとしています。