2009年7月30日 21時34分更新
任期満了に伴ってことし9月に投票が行われる岡山市の市長選挙に、元岡山市長の安宅敬祐氏が無所属で立候補することを表明しました。
これは安宅氏が30日、岡山市で記者会見して明らかにしたものです。
安宅氏は67歳。
旧自治省の参事官などを務めたあと、平成3年の岡山市長選挙に立候補して初当選し、市長を2期務めました。
平成11年の岡山市長選挙で落選したあとは、岡山大学の教授を経て現在、岡山商科大学の教授を務めています。
安宅氏は、「岡山市が政令指定都市となって初めての市長選挙にも関わらず市民に明確な対立軸が示されていない。路面電車や自転車専用道の延伸など都市基盤の整備や安心して子どもを生み育てることができる環境作りを進めたい」と述べて、岡山市長選挙に無所属で立候補することを表明しました。
ことし9月13日に投票が行われる岡山市長選挙には、これまでに、現職の高谷茂男氏(72)、元岡山市副市長の天野勝昭氏(64)、元岡山商工会議所青年部会長の井上和宣氏(53)、市民団体事務局長の氏平長親氏(62)、それに、不動産鑑定士の馬場勉氏(67)の5人が立候補することを表明しています。