岡山放送局

2009年7月30日 21時34分更新

放火の疑い 男を逮捕


28日未明、岡山市南区のごみ置き場に置いてあったごみに火をつけたとして30歳の無職の男が器物損壊の疑いで警察に逮捕されました。

岡山市内では、今月に入ってごみ置き場などでごみが焼ける不審火が10件あまり相次いでいて、警察は余罪についても捜査しています。

逮捕されたのは住所不定、無職の藤原洋平容疑者(30)です。

警察によりますと藤原容疑者は、28日午前1時45分ごろ、岡山市南区平福のごみ置き場に置いてあったごみに灯油をまいて火をつけ、フェンスの金網の一部を壊したとして器物損壊の疑いがもたれています。

警察では現場付近での聞き込みなどの捜査を行って藤原容疑者を割り出したうえ、29日夜、倉敷市内で藤原容疑者を見つけ、話を聞いたところ容疑を認めたため、逮捕しました。

警察の調べに対し、藤原容疑者は「まちがいありません。」と容疑を認めているということです。

岡山市内では、ごみ置き場などでごみが焼ける不審火が今月に入って10件あまり相次いでいますが、警察によりますと藤原容疑者は「他のところでも火をつけた」と関連をほのめかす供述をしているということで、警察で余罪についても捜査しています。