2009年7月30日 19時47分更新
真庭市は土砂崩れの恐れがあるとして、29日午後5時5分、皆畑地区に住む5世帯18人に避難勧告を出しました。
避難勧告がだされたのは、真庭市東部の樫西地域にある皆畑地区に住む5世帯18人です。
真庭市によりますと、この地域では、以前降った雨の影響で、幅30メートルにわたって山の土砂が崩れているのが29日になって
確認されたということで29日夜から30日にかけて予想される雨で付近の住宅に土砂が崩れ落ちる恐れがあるということです。
このため市では、この地域に住む5世帯18人に避難勧告を出し、近くにある公民館に避難するように呼びかけています。
市では27日、地域を流れる川
に土砂が積もっているのが確認されたことから原因を調べたところ山の土砂が崩れているのがわかったということです。
市では今後、状況を確認した上住宅に崩れる危険のある土砂を撤去するなどの応急処置を行うとしています。
現場近くの住民の1人は「近所で起きたことで次に雨が降ったらどうなるか不安を覚えている」と話していました。