みか

涙が…

テーマ:ブログ 2009-07-31 00:47:58
今日から稽古場が移りました。広いスタジオを貸し切って、本番同様のセットを組んで頂いての稽古。小劇場に慣れきってるわたしから見たら、本当に恵まれすぎている環境です。

今日はK談社の人がいらしての衣装パレードに時間がかかり、ほとんど芝居の稽古はできなかったんですが、振付の先生に来て頂いて、一幕ラスト近くの素敵な曲のステージングをして頂きました。


六人中三人が代役だったんですが、曲と、付けて頂いたステージングがあまりにも素敵で、前で見てたわたしはボロボロ涙をこぼして泣いてしまいました…


振付家さんの細やかな感性と、代役なのに気持ちを込めて頑張ってくれてるみんなの姿にヤラれましたね…。完敗。


子どもたちって、何であんなに素敵なんですかね?


本役じゃないのにちゃんと歌まで覚えて、一切演出つけてないのに素敵なアイコンタクトとかして小技の効いた良い芝居するんですよ、代役の子たちが。


でもやっぱ代役だから、適度に控えめなの。もっとやりたいだろうに、「代役だから」ってことで抑えてるのがわかるの。そのね、微妙なね、ホントは思いっきりやりたいのに分をわきまえた大人な表現をしてくる子の精神の美しさにひれ伏すよね。


子どもながらに、「わたしは代役だからこれ以上の表現はすべきじゃない」っていう冷静な自制心を利かせて今歌ってんだろうなぁ、本当はもっと気持ち入れてやりたいんだろうなぁ、っていうあたりに泣かずにはいられないよね。


もうね、ギャラゼロでいいやって思うくらい美しいからね、そういうときの人間の表情って。


いろんなせめぎ合いのなか、彼女は「代役として控える」という表現をチョイスしたんだなぁって思ったらマジたまんないっすわ。


めちゃくちゃ美しいですよ人間って。その瞬間をかぶりつきで見れる演出家というのは、世界一幸せ者だなあと思いました。


周りのスタッフさんが素敵すぎて、本当に感動が絶えない。美術のなっちゃんや音響の宏さんっていう、天スパ時代からの馴染みのスタッフさんがいてくれることもすっごく心強い。


わたしはどんな現場にいっても人に恵まれます。マジで超幸せ。感謝しかない。

いろいろ大変なのは間違いないけど、頑張るみんなを見るとテンション上がるから、最後までベストを尽くして死ぬ気でがんばります。


この現場を踏ませてもらえて本当に良かったです。


みんな素敵すぎ。

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