好きな人 嫌いな人

 誰でも、人の好き嫌いはあると思います。100人いて、自分以外の99人全員と合うなんてことはまず、ありません。これはどんな人でも同じだと思います。

 100人全員同じ人間なのですが、それぞれ年齢も違うし、置かれた立場も違うし、性格も性別も思考回路も違うので衝突が起こるのです。

 まず、我々人間というのは無条件で生活することができない。これがまず人間の世界で一番大きなところで、生産活動をしなければいけない。仕事をしなければいけない。この仕事には色々なものがあって、その内容も違えば、人によって仕事のやり方も違うし、報酬も違う。これでモメるというのが大人の世界の80%以上なのです。

 人間関係というのはどんな職場でも必ず生じてくるもので、私の裁判だって一番重要なのは人間関係です。色んな人間いるし、みんなそれぞれ考え方が違うし、良い部分も悪い部分もあると言ったって、それじゃどんな人間でも良いのか、問題ないのかと言ったらそんなことはない。やっぱりそんな中でも誰が良い、誰が悪い、或いは誰のやり方が良い、誰のやり方が悪いという話は延々としている。

 というわけで、私はどういう人間が良いのか、人間関係とは何かということが人生において一番難しい問題であると考えるわけです。そんなことを、これからも書いていくかもしれません。
 

とある控訴人のこと

 なんでしょうね。やっぱりブログですから、自己紹介はするべきでしょう。私自身がどういう人間だかが分からないと、読者の皆さんもピンと来ないでしょうからね。

 そうですね・・・・、まずは学歴から。とある、私立中学、私立高校と進学したのですが、高校を中退後、大学検定で某、Eランク大学へ。まぁ、家から近かったんでね。大学は経済学部だったんですが、これもまた中退という不甲斐ない結果に終わりました。ただまぁ、なんでしょうね。みんな勉強もしないし、行ってもあんまり意味がないような気がしたんですよね。

 そんなわけで20歳ぐらいでニートになってからはアルバイトを転々としたり、そんなブラブラ生活を繰り返してですね。まぁ、しばらく家を出ていた時期もあったんですが、また家に戻ってゴロゴロしていたら犯行予告して逮捕されてもう9ヶ月も裁判をやっているってわけですよ。現在、24歳です。

 特技は・・・麻雀と執筆ですかね。どっちもプロ級ですよ。でも、プロじゃないから意味ないですね、はい。中途半端ってヤツです。顔は・・・悪くないですよ。わりとイケメンって言われます。ただ、まぁもうだいぶ、歳ですからね。あと5年もしたら老けてるでしょう。

 好きなものは・・・芸術的なものですかね。漫画とか小説とかゲームとかアニメとか映画とか音楽とか。あとインターネットは面白いと思いますよ。

 嫌いなものは・・・人間関係ですかね。とにかく合わないタイプの人とは苦痛で仕方ありません。もう一生、人と接しないで地下室にでもこもりたいと思うこともあるぐらいですよ。

 性格・・・そうですね。体を動かすのはあまり好きではないですね。口ばっかり動かすタイプですよ。わりと大人しい方だとは思いますよ。怒ると、時々爆発しますからね。お金はあまり好きではないですね。あっても、何も欲しいものがないです。まぁ、ないと生活できないから最低限はないとアレですが、その最低限がなくて困ってるんですけどね。

 まぁ、今はなんと言っても裁判ですよ。裁判。これに勝って無罪にならないことにはどうしょうもありません。こんなところで冤罪を被って躓いていては人生、先に進めませんからね。早く無罪になって綺麗な体になって汚名返上、容疑返上、謝罪と賠償もちゃんと受けなくてはなりません。今、私はこの裁判に全てを賭けているのです。
 

W弁護士とのお別れ

 第一審が終了し、国選のW弁護士は自動的に解任された。とても寂しい。前のM弁護士とは違って誠心誠意に一生懸命、やってもらったのだ。判決文を送ってもらったり、資料の引継ぎをしたり、保釈金の返還をしたりと、まだまだやることはあるのだが、基本的にもう連絡を取ることはないだろう。

 W弁護士は一審でも無罪になるか有罪になるかわからないと言っていたが、控訴審でもひっくり返るかどうかわからないと言っていた。控訴審では新しい弁護士が選任され、判決文に対する不服など、「控訴趣意書」を書く。この「控訴趣意書」が控訴審では一番、重要になってくるとのこと。さらに証拠開示請求や被告人質問、証人尋問などは請求できるが、これが採用されるかどうかもまたわからないとのこと。東京高等裁判所はわりと資料をよく読んでいるらしく、公判調書だけ読めば、明らかに不自然でおかしいので、3人の裁判官がまた変わり、私のことを一度も見たことのない人たちばかりになるので、イメージが変わって判決が変わってくる可能性も十分にあるとのことだ。

 この後の控訴審の流れとしては、まず近々第一審の判決文が届く、それから新しい国選弁護人が決まって、それから期限までに控訴趣意書を提出し、証拠調べの提出をする。そして控訴審第1回公判が開かれる。この後、早ければ第2回公判が控訴審の判決公判になるが、さらに証拠調べなどが必要であると判断されれば、第3回公判、第4回公判が控訴審の判決公判になる可能性もある。

 W弁護士によると、今からおそらく4ヶ月ぐらいはかかるのではないかということだ。
 

ブログの説明

 このブログは「大学生活板犯行予告事件」との題名をつけた前のブログを第一審判決後に全部、書き換えたものである。

 題名は○○○○として、私は「パピヨン」から「とある控訴人」へと名前を変えた。どうやらこのブログは検察官や裁判所も見ているとのことで、あまりメチャメチャを書くと裁判に影響しかねないのだ。一審では影響した可能性がある。「○○○○」は、「まるまるまるまる」と読む。これがこのブログの新しい題名である。かなりぼかした感じにしてみたが、どうだろう。

 カテゴリーは「はじめに」と「これまでの経緯」と「○○○○」と「自分のこと」の4つに分けた。「はじめに」と「これまでの経緯」はすでに書き終わっているので更新されることはない。「○○○○」に、これからの控訴審以降の裁判の経過が書かれていくことになる。「自分のこと」には、裁判とは直接的には関係のない私の日常生活のことだったり、どうでもいいことが書かれていくかもしれないし、書かれていかないかもしれない。

 こんなとこらへんで、このブログの説明はおしまいである。
 

第6回判決公判【13】

 7月16日に第6回判決公判が行われた。まず、主文が読み上げられる。

「主文、被告人を懲役2年に処する。この判決が確定した日から4年間、その刑の執行を猶予する」

 懲役2年執行猶予4年の有罪判決である。つまり、私が完全に敗訴したわけだ。続いて、裁判長は判決理由を読み上げた。

「被告人及び弁護人が主張する以下の3点にはいずれも理由がない。

 第1に、秋葉原事件があった昨今の社会情勢から考えるに、インターネットに犯行予告を書き込めば警察が警備することは普通はわかるハズである。また、業務妨害の被害である書類作成業務や交番立番業務は不要な警備をすれば自然とこなせなくなるものであるから、書類作成業務や交番立番業務を妨害する意思までは必要ないと言うべきである。

 第2に、警察が警備したことは警察官2人の証言から明らかである。報告書が後から作られていることは事件化した後から作り出した考えれば不自然ではないし、通報が間に合っていないFAXは新宿署が通報を受けたFAXと同一のものではないので、証人の証言の信用性を衰減させるものではない。

 第3に、犯行予告がなくても警察は警備をしただろうが、今回の犯行予告のせいで、本来する必要のないパトロールを警察は強いられたのである。その結果として本来やるべきであった書類作成業務や交番立番業務がこなせなくなったのだから、業務が妨害されたことに変わりない」

 よって、主文のとおり判決する。

東京地方裁判所刑事第7部   裁判長裁判官 前田巌   裁判官 恒光直樹   裁判官 大村陽一

 とのことだ。隣の裁判官2人は楽しそうに「あはははははははあああはざまぁ」って感じでニヤニヤ笑っていた。検察官は「・・・・・・・。」という表情をしていた。弁護士は「これも冤罪と言えば冤罪だ。日本の裁判は99.9%無罪にならないんだよ」というようなことを言っていた。控訴期間は14日。私は当然、控訴することになる。判決文はそのうち渡されるだろうし、裁判所のホームページの判例集にうPされるかも知れない。
 
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