「ワッハ上方(府立上方演芸資料館)移転案」の問題点について
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2009年4月 ワッハ上方 |
大阪府のワッハ上方移転案とは… |
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平成22年度中に府有施設への移転縮小。 |
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寄贈資料の展示と演芸ライブラリーのみ存続。 |
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ワッハホールは廃止。代替施設なし。 |
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しかし現在、移転場所や移転内容、
移転後の展示・事業内容について、
何も具体的に提示されていません。 |
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実際に移転になれば… |
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・寄贈資料の移転には、寄贈者(約1,000名)の許諾が必要です。移転は規模縮小を意味しており、寄贈者からは資料を返却して ほしいという声も出てきます。約20年間かけて集められた貴重な上方演芸資料(約6万点)が散逸の危機にさらされます。
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・大阪市内のホールの中でも、とりわけ高い利用率(約90%)のワッハホールが廃止されると、上方演芸や演劇、舞踊、邦楽など多様な舞台芸術発表の場が奪われ、府民の皆さんが舞台芸術に触れる機会もまた減ってしまいます。
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・放送番組(約3,000番組)が集められた演芸ライブラリーは、在阪放送各局の全面的協力によって運営されてきました。移転が実施され規模縮小されますと、従来の放送各局の協力は難しくなり、演芸ライブラリーは廃止せざるを得ません。
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・小演芸場(上方亭)やレッスンルームも無くなりますと身近に上方演芸を見て、聞いて、楽しむチャンスが、減ってしまいます。
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演芸だけでなく広く上方文化の継承・発展とともに
長年、難波千日前で愛されてきたワッハ上方が、
移転・縮小され、寄贈資料が散逸、ホールが廃止されることは、
上方文化の大きな損失を意味します。
次世代の子どもたちにも、大阪が誇るべき上方文化を継承してもらいたい。
そのためにも、ワッハ上方を現地存続させたい!
ワッハ上方スタッフ一同、これからも頑張ります。
府民の皆さんのご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。
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