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彼女の描くイラストはとてもリアルなものからキュートなものまで幅広く、そしてテクスチャを使ったとても幻想的で奥深い作品が多い。納得するまで作品に打ち込むそんなこだわりを人一倍感じさせる―。


この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作品を生み出すクリエイターをご紹介します。
「Pickup Creators」の第七回目は前回開催しました『春一番!イラストコンテスト』で第1位に輝いた 「遠田志帆」。彼女の等身大に迫ります!


―― 遠田志帆さん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日は遠田さんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!

(遠田)はい!こちらこそ宜しくお願いします!

――ではでは最初に、『春一番!イラストコンテスト』第一位おめでとうございました〜!何か一言お願いします!!

有り難うございました〜!たくさんの素晴らしい作品が並ぶ中、自分の絵を見出してくださった皆様に心から感謝しております・・!

――遠田さんは今、どのような活動をされていますか?

現在は、描きたいときに描きたいものをまったりと描いてサイトで発表しております。お仕事のご依頼があればお受けする感じで・・

――現在はフリーという感じなのでしょうか?

そんなかんじです。最近は、携帯用待受を中心に、個人様からご依頼頂いたお仕事をやらせて頂いております。

――このお仕事についたきっかけなどありますか??芸術学校へ行かれてたとか?

教育学部の美術科に所属してました。

――えっ!先生だったんですか!

はい一応〜(苦笑)大学卒業後に小学校と中学校で講師を3年やりました。今はイラストレーターやデザイナーとしてやっていきたいと思っておりますが、昔は養護学校の先生になりたかったんです。

――先生されていたなんて驚きですね。。。教員免許を取るのも大変そうですよね。

幼稚園から高校まで免許だけはたくさんとったんですよ〜まさか数年後期限付きになるとは・・笑

――なるほどー笑。ではでは作品についてなんですが、主に何を使われて制作されていますか?

作品は、主にPhotoshopとPainterで描いています。それにアナログで作ったテクスチャのレイヤーをかぶせたり敷いたりする感じです。

――すごく手のこった作品が多いなぁと思って拝見しますw仕上げるのにお時間がかかりませんか?

ありがとうございます!絵のタイプによりかかる時間はだいぶ違いますが、基本的に描くのはすごく遅いんです。

――大体、平均どれくらいかかるのでしょうか?

そうですね、ちっちゃい女の子の水彩風絵は、1日5時間やったとしたら3日くらい。今回の「恋文」は5、6日くらい。もっとリアルに塗り込んでいくタイプだと半月〜1ヶ月はほしいかんじです。平均じゃなくてすみません〜><集中して短時間で仕上げたものよりも、じわじわと時間をかけて描いたものの方が、自分的には後々まで気に入る作品が多いです。

――なるほどー、とことんやりつくすという感じですね!イラストによってもかわいらしいのからリアルなものまでいろいろありますがどっちかというと『和』的なものが多い気がしますが和的な方が好きなのですか?

そうですか〜!もしかしたらそうかもしれません。和とかアジアンな雰囲気は大好きです。

――遠田さんは女の子のイラストが主ですが、他にこんなイラストが書ける!とかありますか?

実はひと昔前は、趣味で侍とか描くのが好きでした・・・!新選組が大好きで・・

――し、新撰組ですか〜w意外です!そういえば、ギャラリーには写真もアップしていただいてますね!?

写真は主人の影響で始めたのですが、まだまだ練習中の習作ばかりです。

――そうだったんですね!自然的なほんわかした感じですごくいい雰囲気ですよね☆あと猫もたくさん写ってますね!

ありがとうございます・・!猫は、大学で赤ちゃんのときに拾った【てちこ】と申します。秋田の実家には9年間連れ添った犬の【クー】もいます。

――笑そういえばサイトの名前も…?

きゃーそこまで見てくださってありがとうございます!二匹合わせて【てちくぅ】です。

――サイトは犬と猫のお名前からきてたのですねwなるほどです!ではでは作品を制作される時に自分なりにテーマやこだわりなどあればお聞かせください!

以前に比べたらだいぶ塗り方やモチーフが定まってきた感じですがまだま自分の絵を模索している段階なので、常に変革していきたいなぁという気持ちはあります。「あ、前作とまたひと味違うな」と見る人に思って頂けるような。いろいろやってみながら、自分にしかできない表現を追究していきたいです。

――常にバージョンアップする感じですね!

いいですねそれ!バージョンアップ!あと、あえて描く前にあまりイメージを煮詰めないでとりあえず塗り始めてます。描いていく過程で感覚に頼って塗るのみ、みたいな感じです。塗りながら、「いいかもいいかも!」って、仕上がりのイメージが湧いてくる瞬間が最近は楽しくて、そこが自分にとっては絵を描く醍醐味みたいな感じです。でも大きなお仕事をいただけるようになってからは、それではダメだなぁと感じているんですが・・

――やっぱり仕事との区別も難しくなりますね。。他にも絵を描いてて楽しいと思うことはありますか?

常日頃進行状況を報告し合ってる友人がいるんですが、その子はもうプロとして活躍してるし、絵に対する探求心というか向上心に溢れてて、何より努力家で。身近で、同じ世界で頑張っている姿を目の当たりにしてると本当にいい刺激になります。やる気がない時期とかも何故か一緒だったりして、「昨日は進まなかった〜!」「あたしも〜!」「も〜電話しよ〜〜!!」みたいな感じで励まし合えるのが楽しいです!あと、描いている最中に客観的に自分の作品を見ることってなかなかできないので、デッサンの狂いを探してくれたり、モチーフの案や色彩などの意見をくれる家族がいてくれるのもとても助かってます。

――それは頼もしいご家族やお友達をお持ちなんですね!うらやましいです!

ありがとうございます・・!自分の絵を見て喜んでくれる人や認めてくれる人がいなかったら、自分は絵を描かなくなるかもしれないなぁとふと思うときがあるくらい、今は絵を描く環境に恵まれていると思います。絵を通して、応援し合える友達や見守ってくれる方々と、たくさん出会えたことがすごくうれしいです。ネットの力って大きいなぁと・・!

――では最後になりましたが、今後の抱負やチャレンジしたいことなど存分に語ってください!

存分に・・!(笑)今年はグループ展やイラスト集、漫画の制作など、新しいことにも挑戦していきたいと思います。バージョンアップするための努力を怠らないようにしたいです・・!

――ありがとうございました〜。
とことんまでやり遂げる遠田さん!これからもがんばってください!


遠田志帆さんからのプレゼントです。
こちらから「遠田志帆オリジナル壁紙」をダウンロードできます。 サイズは、1024×768pixel と 800×600pixel の2種類です。














http://www.creatorz.jp/techicoo

遠田 志帆


遠田 志帆


イラスト・デザイン・写真

まったりと少女絵を描いております写真もかじりかけです。

* ブログ * techiblo
http://techiblo.blog3.petitmall.jp/



http://www17.plala.or.jp/shiffon/


『グループ展
"ARTs*LABo"』

グループ展"ARTs*LABo"に参加します
http://artslabo.blog83.fc2.com/
会場:ギャラリーHANA 下北沢
会期:7月6日(金)〜7月11日(水)18時 (7月5日(木)夕方よりプレスタート)

■COMITIA81にも参加予定です 。
http://www.comitia.co.jp/


【仕事道具1】
昔から使っているアナログ画材が油彩以外。たまに漫画や水彩画を描いたりもします。


【仕事道具2】
パソコンはNECVALUESTARWinXP、ペンタブはintuos3、プリンタはPIXUS MP800。


【コーヒー】
一日中家での作業のため時間の使い方が難しいので、コーヒー豆をコリコリと挽く時間を休憩時間にあててます。結婚祝いに高校の部活仲間からもらったbodumのコーヒーメーカーがお気に入り。でも一度にたくさん飲めないので普段は1人用の紙フィルター。(南蛮屋の「紙だけどネルドリップ」っていうフィルターだと何倍おいしい。)豆の種類にはあまりこだわらないけど煎りたて挽きたては最高です。この日の昼食はマネケンのワッフル。


【デジタル一眼レフカメラ】
今年になって始めた写真。猫とか花とか撮るのが好き。かなりの素人です。しばらく主人のカメラを2人で使ってたいたのですが最近になってマイカメラを購入。自分の撮影パターンにぴったりのレンズも気に入ってます。次は猫用の外部ストロボが欲しい〜。早く上達したいです。


■おすすめの1冊

『VITAL SIGNS』
幼稚園の時から大好きだった芦田先生のキャラクターは自分の原点です。


■おすすめの1本

『AKIBA
-Maid in AKIBA-』

キーアートを描かせて頂いた思い出深い作品です。


■おすすめの1枚

『Raka』
志方あきこ
心を捉えて離さない幻想の世界。前作の『Navigatoria』も素晴らしいです。大好きです。



※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。

【1】ラフ
スケッチブックに描いて取り込む時もあれば直接パソコンに下描きすることもあります



【2】テクスチャ制作・取り込み・主線
作り置きしてあるテクスチャを背景に敷き、イメージ色に補正します。テクスチャは、水彩絵の具、もしくはジェッソやアクリル絵の具などをボードや板、紙などにごてごてと塗ったり、耐水ペーパーでやすったり、和紙を貼ったりして、作ってます。その時によって作り方が変わるので同じ物は2度と作れなかったりします。今回は小さい待ち受け画像向けの絵なので最初に全体に主線をひきましたが、リアル塗りの時などは主線は最初に描かず、塗りの過程の中で必要に応じて描いてます。



【3】範囲分け
肌、服、髪の毛などの範囲レイヤーを作ります。主線の修正もします。



【4】塗ったり重ねたり
予め作ってある桜の柄を服や頭の上に重ねました。また、別のテクスチャを上から重ねて、イメージをより固めていきました。



【5】塗り込み・完成
Painterで塗り込み、Photoshopで色調補正を繰り返していく感じです。蝶の柄も背景に入れてみました。今回は比較的簡単な絵のメイキングとなりましたが、時間をかけて塗り込んでいくタイプのものも、基本はこのような感じでやっております。