兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。 ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、 愛によって互いに仕えなさい。 (ガラテヤ5章13節)
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 これはまだ私が2ちゃんねるに書き込んでいた時代のことである。

 昔「A copy paste automatic write-in program ◆r0GvLuD5CU」なるコテハンがAA板を中心に大暴れしていた。まだ虐殺厨が誠意を振るっていた時期のことだ。

 彼が活躍する以前からモナー板は虐待、虐殺コピペで蔓延していた。そんな私が彼らに嫌気がさしたのは、モナー板である気に入っていたスレッドに、虐待コピペの無差別爆弾が投下されたときのことだった。
 彼らは「犯罪掲示板2ちゃんねる」とプロパガンダ活動を行い、一番弱弱しくかわいげのある「しぃ」を中心的に虐待し始めたのだ。

 当時2ちゃんねらーだった私は、「こいつらの正体が反2ch勢である」と仮定した。その頃、2002年夏にナコ氏が推定自殺され、金土日がまだピンピンしていた時期である。
 はやりだしたのは2003年ごろとはいえど、当時ここでナコ氏が殺されたときの金土日氏とほかの他人のやり取りが公開されたときとかぶっていることから、反2勢の工作活動とも考えられる。
 第一、当時は1ch.tvがまだ勢力を振るっていた時期でもあったから、その可能性も考えられる…とおもわれていた。

 しかし、この考えはある一人の荒らしの後日談によって、180度かわってしまった。

98 名前:Catalyst ◆r0GvLuD5CU 投稿日:2007/10/22(月) 23:47:30 ID:WYLoIZHW0
原因を思い出したぞ。
モナ板かどっかであった「ニラマタ荒らし」が全ての発端だ。
あの時私はまだ住人であった。あのときの荒らしは住人に反応するような形式であり、
バカは次々に荒らしの誹謗中傷を始めた。荒らしもまけじと反応する。
そんな状態が続いていた。私はただ黙ってその様子を見守るしかなかった。
荒らしに反応するのは荒らしということを知っていたからな。
無論そんな見えない言葉など聞こえるはずがなく、スレは荒れていく。
規制しようと思い、規制議論に持ちかけたが、「反応が多い」ということで一蹴された。
何度か反応してる奴に「荒らしに反応するな。荒らしに反応する奴も荒らしだ」
といった言葉を投げかけたが、これも徒労に終わった。

私は思った。自分が反応しなくても、回りが反応してしまう。
私のしてることは無意味ではないか。こんなにも苦しんでいるのに、奴らは気が付かない。
なら私も反応してしまうおうと。スレは変わらず荒れていった。
しばらく経つとあそこまで我慢していたことが馬鹿馬鹿しくなってきた。
我慢して書き込まなくても、所詮誰かが軽々しく反応してしまう。なら楽な書き込むほうを選ぶのは当然であると。

さらにしばらく経つと今度は怒りが沸いてきた。逆恨みというのが正しいが。
私はあそこまで苦しんでいたのに、こいつらはこんな楽なことをしていただなんて。
許せない。お前らが楽なことをした分、代償は払ってもらうと。
奴らが反応したよりももっと反応し、もっと議論した。
以前の私のように「荒らしに反応するな。荒らしに反応する奴も荒らしだ」という奴も現れた。
昔のバカな自分を見てるみたいでとても不愉快であった。
荒らしに反応する奴が荒らしなら、荒らしになってやろうじゃないか。
今度は私自身がニラマタ荒らしになった。そしてスレは荒れに荒れ、潰れた。
今あのスレはどこかで細々とやっているだろう。


99 名前:Catalyst ◆r0GvLuD5CU 投稿日:2007/10/22(月) 23:48:23 ID:WYLoIZHW0
その時期辺りに規制議論に◆r0GvLuD5CUが現れた。
この痛い言動が気にいり、漏れトリとなったこのトリを使うことになった。

それ以降から今まで、
「荒らしに反応しなくても他が反応する。さらに荒らしは規制もされず、
 のうのうと生きながらえる。ならば荒らしになったほうがいいではないか」

といった考えで今まで荒らしてきたわけだ。まぁさすがにやりすぎて規制はされたがね。
今でもこの考えは少なからずあり、「少しぐらいなら荒らしてもいいじゃないか」という考えだ。

荒らしの排除は不可能。私みたいなものが生まれてしまうこともある。
かといって容認だとスレは成り立たない。

なので「荒らしがいてもいいじゃないか。あまりに酷いのなら対応しよう」という考え方にした。
自分なりにはこの考え方が一番いいのではないかと思っている。

唐突に思い出したりしたので書いてみた。それだけ。


 彼はモナ板やAA板の衰退を引き起こした張本人でもある。しかし、それと同時に荒らしに即座に対応できない2ちゃんねるの脆弱性を、ものの見事に証明してしまった、ある意味2ちゃんねるの弱点を悟ってしまった一人でもあったのだ。
 彼は本気で2ちゃんねるを閉鎖しようとはおもわなかったが、私が反2ちゃんねるになった今、すばらしい参考文献のひとつとしてとりあげるべき人間ではないかなと思うようになってきた。

 削除依頼が通らない問題はすでに個人情報を晒された被害者の声からも明らかになっている。


 私の場合も、私を騙った携帯厨は削除依頼ではなく規制依頼でなんとか焼却され続けてきた。今でも鉄道系の外部板では彼を永久規制にすることが多いし、私の別ブログでも彼と思しきIPを徹底的に排除している。しかし、私が2ちゃんねるに完全に愛想をついた発言は、プロ固定の「煽りは無視しろ、かちゅ使いさんよ」といわれたときからである。

 当時から、2ちゃんねるは反論すること、盛り上がればいいというコンセプトで動いてきた。匿名で気楽に書き込める板のウラまでは知ろうと知らずに。そしてねらーは人を煽り、議論を泥沼化していく。

 「荒らしは規制もされず、のうのうといきながらえる」のであれば、私は某板であらし扱いされたわけだから、「これが荒らし」なんだと、何度も何度も荒らしてやろうとおもった。しかし、私は荒らす勇気など決してなかった。

 そんなことよりも、2ちゃんねるはどれだけ危険な場所か、他人から見ればどんな場所なのか。コテハンを卒業し、2ちゃんねるからも足を洗った(とはいえ、閲覧する程度ならいくらかあるが)自分としては、逆に2ちゃんねるがどれだけ危険な場所なのかをうたい続けるためにも、今、こうしてブログを書き込んでいるのだ。
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 正月に一夜限り限定のコテハンとして名付けていたため、一夜という意味もこめた八犬伝からの引用。
(そのほかにも亀篠、雛衣とか名付けていたけど)

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