中華全国青年連合会(ACYF)(以下「全青連」)は1949年に設立された中国共産党の指導下にある団体の一つで、中国共産主義青年団(共青団)を核とする各青年団体の連合組織、各民族・各界の青年による愛国統一戦線の組織です。

全青連には52の団体が所属、94,000名の青年委員が在籍しており、3億人におよぶ中国全土の青年を対象に活動を拡げています。全青連は、国家発展と世界平和の確立に貢献すべく、青年の合法的権益を保護し、若者の積極的な社会参加と発展の促進事業を実施しています。主な活動内容は、青年教育事業の開拓、就業と起業に関するサービスの提供、健康・文化・社会への参加促進、創造力の育成、青年権益の保護、交流活動の促進など多岐に渡ります。

中華全国青年連合会 倪健 主席助理(右)と
田中会長(左)

全青連の青年事業と社会発展への積極的な貢献は高く評価され、1999年には国連アジア太平洋経済協力会議(APEC)より「優秀人材育成賞」を、2000年には国連より「世界青年賞」を、2004年には国連環境計画(UNEP)より「地球環境賞」を授与されています。

全青連の最高権力機関は全国委員会であり、任期は1期5年。全国委員会には主席1名と副主席数名が置かれています。全国委員会の閉会期間中は、常務委員会が会務を遂行し、運営の責にあたります。常務委員会には、秘書長1名と副秘書長数名が置かれています。

 
中華全国青年連合会から当会にいただいた書簡

日中技術青年交流協会
田中穣二会長 殿
佐々木信夫事務局長 殿

 

この度は日中技術青年交流協会ご成立誠におめでとうございます。中華全国青年連合会は貴協会益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

現在、日中両国は青少年交流に関する交流活動をますます進めており、このような活動により両国の友好関係は新たな力を注ぎ込まれておりました。貴協会はこれをきっかけとして、積極的に組織を調整し、優秀な青年を受入、これから日中技術青年交流協会は必ず両国の交流活動に新たな力を発揮、また青年活動の発展に重要な役割になるとお祈りいたします。

我が連合会は貴協会との友好関係を大事にしておりまして、田中穣二会長をはじめ、協会の皆様は長年に渡って、日中関係の推進に多大な努力対して心から感謝しており、また貴協会を含む日本各界の友人の方々とともにこれまでの豊富なご経験を生かされ、ますます日中間のご発展を心よりお祈りいたします。

最後に貴協会ますますのご繁栄と皆様方のご健勝をお祈りいたします。

中華全国青年連合会
主席助理 倪健
2008年12月30日

 
 
初   代 廖承志
中華全国青年連合会 万学軍 副秘書長(右)と
和栗常務理事(左)
第  2代 劉西元
第  3代 王 偉
第  4代 胡啓立
主席代行 劉維民
第  5代 胡錦濤
第  6代 劉延東
第  7代 張宝順
第  8代 劉 鵬
第  9代 巴音朝魯
第 10代 孫金竜
第 11代 趙 勇
第 12代

楊 岳