「吉本笑店街」が８月いっぱいで閉館へ

　吉本興業の劇場、なんばグランド花月（大阪・中央区）の地下にあるお笑い博物館「吉本笑店街」が、８月末で閉館することが２７日、わかった。老朽化のためで、跡地の利用は未定という。

　吉本笑店街は２００４年３月オープン。明石家さんま（５４）のロボットを展示した「杉本研究所」や、「横山やすし西川きよし記念館」「仁鶴商店」、坂田利夫（６７）の人形が番台に座る「阿呆乃湯」など、「店」風の展示が並び、ギャグの仕掛けが盛りだくさん。貴重な展示や映像もある。

　入場料は大人１０００円、小中高生８００円。８月１日から３１日まで大人１人につき、小中高生２人まで無料にする。