名ばかり?プロレスの「ライセンス化」
- 2009/07/28(火)
 
						 新日本、ノア、全日本のメジャープロレス3団体が、11月にもライセンス制度を導入することになった。このライセンス制、昨年に佐野直や菅原伊織が関与した由利大輔さんのレスラー死亡事故があったとき、僕がひとつの案として提唱したものでもある。
 よく主旨を勘違いされるので、僕の指すライセンス案を簡単に説明する。あくまでニュアンスを伝える概要でしかなく、ひとつの案だ。前提として「ライセンスを持っていない者にプロレスをさせない」のが目的ではない。「ライセンスを持っている者が本物」という認識を作るのだ。ボクシングもライセンス制度があるが、持っていない者同士で会場を借りて「ボクシングマッチ」を興行として行なうのは可能だ。でも、なぜ誰もやらないか。JBCの管轄するプロボクシングに高い価値があるため、草ボクシングでは価値がないからだ。そこに出ても誰からもプロボクサーと呼んではもらえない。プロボクシングをやろうと思ったら人を集めて自主興行をやるんじゃなく、協会加盟のジムに行く。その世界を作るには最低限、ライセンスの価値がなくてはならない。ボクシングライセンスは厳格なプロテストがあり、取得しないと試合に出られない。そこに例外はない。話題のゼウスも1回目は不合格だった。逆に言えば、どんな4回戦ボクサーでもプロボクサーと呼ぶにふさわしいのだ。
 プロレスにこれを導入する場合、まず加盟団体と非加盟団体の区分けが必要。加盟団体のライセンス保持者だけが加盟団体に上がる。非加盟団体の選手を例外に一度でも上げてしまえば、これは崩壊する。そしてプロテストだ。昔、プロレスはまず入門するのが難しかった。インディーの選手でメジャー不合格者はかなりいる。つまりレベル差が存在するわけだ。これを改めて示すことが必要。既存の現役選手だからといって無条件発行したら意味がない。共通の厳格なプロテスト、基礎体力はもちろん、受け身やロープワーク、全てやり直す。テスト自体も公開した方がいい。変な話、事故を起こしたような連中ではとても合格できないものをやればいい。そうして一流プロレスラーにプライドを持たせてあげるべきだ。彼らも「会社員レスラー」と同じにされてはたまらないだろう。昔からのプロレスファンは、プロレスが誇り高きものであった時代を懐かしんでると思う。素人じゃ絶対にできないものでないといけない。由利さんの事故のとき、佐野や菅原は一部スポーツ紙で「プロレス愛好家」と報じられた。メディアがプロレスラーと認めていないのだ。
 インディーはインディーで勝手にやればいいが、これで加盟団体と非加盟団体の差がハッキリしてくる。向上心のある実力者がどちらを目指すようになるかは明白。レベルに自信のある団体は加盟すればいい。その上で「加盟団体こそがプロレスです。他は自称プロレス」と位置づける。加盟団体は非加盟団体との交流を一切廃止。これが徹底できてこそ意味がある。できなければ、ただの「形だけライセンス」。加盟団体の価値を急上昇させることができれば、時間はかかるが線引きがされる。ファンから見ても「武藤敬司も佐野直も同じプロレスラー」とはならない。いい選手も本物志向のファンも加盟団体を見る。人の集まりが変わる。ハッキリ言えば、どインディーで事故が起きても「自称プロレス団体はずさんなもの」と位置づけられられる。「同じプロレス界で起きた事故」にはならない。
 その意味では今回のライセンス発行制度、不安な点ばかりだ。まず「技術面は各団体の基準に任せて交付する」という点。共通した資格取得ではないのだから無責任にもほどがある。他団体の選手も3団体に上がる際にのみ適用されるというが、ここは非加盟団体との線引きができるか微妙だ。例えば、メジャー常連のフリー選手がドインディー団体に上がって興行を行なったとき、詳しくないファンはそのドインディーもメジャー級に見えてしまう危惧。現行選手への無条件交付も案として出ているのはライセンス価値の低下。芸人をリングに上がらせている点も不明瞭(個人的には非公式試合としてエキシビションにすればいいと思うが)。三沢さんの事故を受け「ライセンス交付にはプロレス出場可能という医師の診断書の提出を義務化」というが、医師もピンキリ。医師なら誰でもスポーツ医学に精通しているとは限らない。僕が昔K−1に出たときは健康診断の項目の少なさに驚いたが、それでも医師は指定されていた。脳梗塞を患った高山善廣はどうなるのか。メジャーの現行選手で肉体的に問題を抱えている選手がいることは連載コラムでも書いた。有名な元選手が「リングに上げるのは危険」と名指ししている選手もいる。その選手は地元興行で多くのチケットを売ることで知られている。この不況の中、問題のある選手を本当に排除できるか、実行力にも危惧がある。新日本の山本小鉄相談役は「ボクシングみたいにプロライセンスは必要」と語っているが、今のままでは「ボクシングみたい」なものにはならない。(片岡亮)
 p。s。関係者には三沢さんの事故だけでなく、由利さんの事故についても考えてもらいたいです。由利さんの事故は書類関係で送検が遅れているようですが、近日動くと思います。
						
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この記事に対するコメント
キック業界ですらできないのに
格闘競技に精通したまともな人間のいないプロレスじゃ無理
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
最近のプロレスは頭部へのダメージの危険性に麻痺していると思う。医師だけでなく、レフェーの判断能力も重要
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
許可して事故死した場合、医師はどうするんだ?
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
もっと前に制度があったとして三沢さんの出場を医師がストップしてたかどうか。
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
医師とかライセンスとかより、地方会場でも過激大技を連発する今のプロレススタイルをやめる方が現実的じゃないかね
厳しいテストやったらドラゲーとかDDTでも受からない奴が出そうw
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
プロレスラーはリスクを承知でやっているだから、ライセンスなんてなくていい。死んだら殉職。死にたくない奴はやるな。三沢も小橋も佐野も菅原も同じプロレスラーだよ。
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
ノアってリングドクターすらいなかったんだよな
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
医師監修で「禁止技」をリストアップしてもらうのは?
無理か。
プロレスは格闘技じゃないから誰でもできるのは悪いことじゃないかも。
小学生(アイスリボン)や身体障害者(FUCK)もやらせてるし。
投稿者: 魂の打撃ファン 2009/07/28[編集]
格闘技を競泳に例えるなら
プロレスはシンクロナイズドスイミング
昔は魅せていたのに
見世物になってしまった・・・
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
どうでもいい事だと思うけどさ
試合中に死んだり再起不能な怪我をするような事をしているのは事実だよな
だから規制が必要
国で管轄するべき
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
真剣勝負で60分1本勝負なんてありえないっすね。
投稿者: ロッコーロックとジョニー・グランジ 2009/07/28[編集]
人の行為には全て責任が付きまとうわけよ。
死亡事故の場合、非がなくとも事故回避の責任が問われるのは当たり前。
「やっちゃった」では済まない。
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
こうしてみるとボクシングって凄いね。
K−1でも簡単に真似できないことやってるんだもんなあ。
投稿者: Rap Scholar Generation 2009/07/28[編集]
プロレスにライセンス?
昔は、スポーツ万能の175センチよりも2メーター近くのデカイ男が
優先合格!
そしてヒンズースクワット1000回と、いじめのようなしごきに耐えられれば、
プロレスラーになれたんでしょ?
まずは、プロレスは競技ではなく、WWEのようにスポーツエンターテイメントだと、言わなければダメでしょ〜
ライセンス化の前に、もっとはっきりさせる事があるのでは?
投稿者: やはりタイガーマスクは凄いな〜 2009/07/28[編集]
佐野直や菅原伊織ってスクワット1000回できないでしょ、あれ。
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
ライセンスの発行基準は各団体一任なら、今まで各団体好き勝手に「プロ」と称してきたのとな〜んにも変わらない!
そのアバウトさがいかにも「プロレス」ですね。
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
まずはライセンス制について考えますと。
由利さんの事件の再発を防ぐには、協会を作って合同トライアウトをするしかないでしょうね。
柔道やレスリングで受け身の経験があるとか、元力士で体力はあるとかの選手以外は、一ヶ月に一回後楽園ホールでテストをするようなシステムを作らなければ意味が無いでしょう。
そういうテストを受けず、非加盟の団体で死亡しても同情はされないようにしなければならないと思います。
協会の資金稼ぎにもなりますし。
もう一つは三沢さんの事故防止に、本当にスター選手の出場をストップできるのかですね?
森元総理じゃないですが、スポーツなのか、興業なのかが問われるでしょうね。
それで問題点は3団体しか無い事ですね。
3団体しか賛同しなかったのならともかく。
でもメリットとしては意思の疎通がしやすいというのがあります。
GPWAが6団体であまりまとまらなかったという意見も出ていますから。
だから結論としてはライセンス制のテストと言わないと、おかしいと思います。
1年ぐらいテストしてからオープンに加盟団体を集うという事にしないといけないように思います。
投稿者: 最後のファン 2009/07/28[編集]
目先の利益じゃない長期展望と、プロレスへのプライドがあればちゃんとやれないことないんですけどね。いくらショーだといっても本来、頭部をマットに強く打ったりするものを見よう見真似だけでやってることがおかしいでしょうね。
菅原伊織にしても、僕が知る限り、プロレスに来たとき、基礎練習をちゃんとやったことは一度もなかったと思います。それは団体の長である二瓶さんも同じだったので、練習をしてリングに上がるって概念すらなかった。学生とか芸人でもやっているのを見れば分かるとおり、見よう見真似でやれちゃうんですよ。練習してやっているように見せかけているだけです。
でも中には自主練習でちゃんとやってる人もいるんですよ。インディーでも奥村茂雄さんは練習熱心で、僕や山下義也君を誘って女子プロの道場で毎週やってましたが、彼が言っていたことは「佐野とか何度誘っても絶対に来ないんだよ」というもの。問題はプロレスの練習量が必ずしもリング上の格付けに表れないので、それならやらないで適当にやってる方がいいってことでしょう。由利さんが参加したのも、練習とは名ばかりの技の実験です。うまくやれたら本番でもやろうかというだけ。教える側に基礎の素養がないので、どれだけの力量が必要かわかってないんですよ。ただ「実験したら死んでしまった」という情けないものでしたね。
ちなみに、ある元選手が菅原に電話して「おまえ受け身できるのか」って聞いたら「できますよ」と答えてます(笑)。こういうとき普通は「自分なんか全然です」って答えるでしょう。これだけでも「ああ、日頃からできる振りしているんだな」って形だけなのが逆に分かった感じでした。
こういうのと一緒にされてて選手も関係者も記者もファンもいいんですかね。メジャー団体のプロレスと自称レスラーが全く違うものだって言いたくないですかね。だから線引きすればいいと思うんですよ。僕の勝手な案ですけど(笑
投稿者: ★片岡亮<拳論> 2009/07/28[編集]
東日本ボクシング協会・大橋秀行会長
山田武士処分について(雑誌で)
「セコンドに付いたことが問題視されたんです。セコンド禁止はルールで決めていることですから。僕だってセコンドやりたいけど、ルールだから守らなければダメでしょう。アメリカでUFCなどにボクシングのセコンドが付いているのは、すべてを統括するコミッションがあるからで、日本と単純比較はできませんよ。日本のボクシングは閉鎖的と言われますけど、だから分裂せずにひとつのコミッションの下にいられるんです」
山田コメント
「オーナーの森川ジョージさんには「気にするな。おまえは人間として何ひとつ恥じる点は無いから」と言われました。良かったです」
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
>まずは、プロレスは競技ではなく、WWEのようにスポーツエンターテイメントだと、
>言わなければダメでしょ〜
>ライセンス化の前に、もっとはっきりさせる事があるのでは?
何年か前からこういう人が出てきているが、はっきり言って『気持ちが悪い』です。
WWEが成功してるじゃないか!という理由『だけ』で、短絡的に物を言ってる
ようにしか受け取れません。
芸能界に例えれば「枕営業や売(以下略)組織があると認めなきゃ駄目でしょ〜」
と言ってるのと同じ事だと思うのだが。
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
上の匿名さんへ
成功してるとかじゃねーんだよ!
そんな事書いてーだろ???????アホか!
プロレスは競技では無いことを認めなさいって言ってるの!
はっきり言って『気持ち悪いのは、あなた』の方です。
投稿者: タイガーマスク 2009/07/28[編集]
嘘でも競技なら競技らしくする必要があるよね、公式ルールとか。
開き直るなら、ちゃんとそういう必要があるよね。演劇ですって。
なんでハッキリできないか。
そりゃ真剣勝負と見せたいって欲があるくせに、真剣勝負をやったことがない連中ばかりだからだ。
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
ヤラセ、八百長といわれると怒る人がいる。でも、実際そうなんだよね。図星だから怒る。
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
片岡さんのおっしゃる厳格なプロテストのうち、基礎体力テストなんか、武藤も落ちるでしょ。
膝がボロボロで歩くのがやっとなんだから。
武藤に限らず、五体満足のスター選手などほとんどいないのでは?
現実的な提案ではないですね。
なんというか、競技でないものに競技の規格なんか当てはめても仕方ないでしょ。
>匿名様
>ヤラセ、八百長といわれると怒る人がいる。でも、実際そうなんだよね。図星だから怒る。
じゃあボクサーにも同じ論理を適応しましょね。
ヤラセ、八百長だといわれて怒ったボクサーはヤラセ、八百長をやってるからだってことで。
投稿者: な 2009/07/28[編集]
>競技でないものに競技の規格なんか当てはめても仕方ないでしょ。
へえ競技じゃないの?どこの団体がそう主張しているのかソース見せて。
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
現実的な提案ではないというなら、現実的な提案をしてみてよ。
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
>ヤラセ、八百長だといわれて怒ったボクサーはヤラセ、八百長をやってるからだってことで。
うん、だから誰も怒ってないよね(笑)内藤は八百長だ、長谷川は八百長だ、パッキャオは八百長だ!って叫んできてごらんよ。笑われるだけだよ。誰も怒らないよ(笑)プロレスファンだけがやたらコンプレックス持ってるよね。八百長&ヤラセが事実だから(笑)真剣勝負できない小心者がやるもんでしょ、あんなの(笑)。
投稿者: 匿名 2009/07/28[編集]
まずは第一歩から
今さらかもしれないですが、まず第一歩なんで、どのような形になるか見守りたいですね。
格闘技に無いプロレスの良さもあるハズなので、若い人達に取って魅力ある業界になる事を切願致します!
投稿者: ねわざワールド四街道代表です 2009/07/29[編集]
>格闘技に無いプロレスの良さ
勝敗が関係ない
勝敗や攻防を自分たちで決められる
負けても上手だったと褒められる
MMAみたいな膠着がない
女子供なら真剣勝負だと言って騙せる
マスクマンが試合できる
メカマミーとか被り物でも試合できる
素人も参加できる
小学生もやれる
身体障害者でもやれる
60歳でもやれる
お笑いコントでも許される
どう見ても同一人物なのに二役やれる
凶器が使える
反則は5秒以内なら自由、5秒以上やっても結構OK
実際は自分より強い人にも勝てる
相手が急所を外して技をやってくれる
経歴詐称が自由
練習で素人を殺しても業務上過失致死で書類送検される程度
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
>タイガーマスク
では逆に聞くが、そのWWEはその後、本当に全てを明らかにしてきたのかどうか。
例えば「今日は○○が勝ちますよ」とか事前に公言するようになったのか。
逆なんですよ。むしろ情報統制はより厳しくなったと聞いてますよ。
要するにWWEは、全て開けっぴろげにしたわけではなく、やっている事に
誇りを持たせる方向にもっていったということなんです。
何かというとすぐに「競技では無いことを認めなさい」「WWEが〜」とか
言ってるのを見ると、ただ単にその世界を馬鹿にしたいがために書いている
ようにしか思えませんがね。
残念ながら全部がそうではないが、多くのプロレスラーはやっぱり体を張って
試合をしている。その現実を前にして、簡単に「ショー」だとは言いたくはない
ですね。
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
上匿名さんへ
WWEのその後って何?競技ではない事を公表してるだろって
言ってるの!
プロレスは勝ち負け決まってたってすげーもの見せてくれりゃ満足なんだよ。
貴方はプロレスが競技ではないって言ったら、
プロレスの事を馬鹿にしてるって。。。。。。
どんな偏屈なとらえ方してるんだよ、やはりアホウですな。
なぜプロレスが『ショー』だといけないんだ?
初代タイガーマスクなんか今見ても凄いじゃん!
ステキなショーだと思わんか?
あなたは、手品みてもこれは超能力だって思っちゃうタイプではないのかな?
さて〜〜〜〜仕事しよっと
投稿者: タイガーマスク 2009/07/29[編集]
プロレスがスポーツとしての「競技」なら片岡さんの提案は有効でしょう。
フィギュアスケートやサーカスのような何と言うか「技術ショー」でも有効かもしれません。
しかしプロレスは前者ではないことはもちろん、後者の点についても希薄と言わざるを得ない。
個人的にプロレスにはほとんど興味が無いですけど、プロレスって言うなれば、「大人のための超人ショー」でしょ?
プロレスやその業界や役者(選手と言わず役者と言わせていただく)に愛があるのは結構ですが、その辺はきちんと認識するべきでしょう。そもそもスポーツとしての高い競技性を何より尊ぶこのサイトに似つかわしくないような気がしますが。
スタントマンとかの業界ってこの辺の問題に関してどうなんでしょうかね。ライセンスとか、怪我したときの保険とか。
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
ああ勘違い
WWEの中継を見ていると、カミングアウトしたら、会場が超満員になって良いなと思ってハッスルをやったのでしょうが、あれはスポーツイベントとして大会を開くと税金が高く、ショーだと安いからそう言っただけで、カミングアウトしている内容のミッキー・ロークの”ザ・レスラー”をWWEの総帥ビンス・マクマホンが否定したのが記憶に新しいですね。
ハッスルスタッフは今それどころじゃないでしょうが。
投稿者: 最後のファン 2009/07/29[編集]
かつてのFMWを見れば分かりますが、ああいう開き直りショーなら金かけられないと厳しいでしょう。FMWも金銭苦になった途端、急降下。ハッスルもそこが分かれ目という気がします。泰葉の使い方を見てても、主催者とどっちが主導権を握っているか見えちゃってましたね。FMWといえば末期にちらっとイベント出演させて頂いたとき故・荒井社長との最後の会話になりました。
日本のファンにプロレスをもっと熱狂させるには、ファンがプライドの持てる空間を作ることだと個人的に思います。昔は「とんでもなく凄いもの」だったわけですから、そういう価値を取り戻すべきかと。運動神経のいいお兄ちゃんの肉体ショーみたいになっちゃうのは、もったいない気がします。
日本のプロレスがカミングアウトを拒んでいるのは事実だと思いますから、それをするなら競技に近い制度を見せるのもプロだと思いますよ。見る側に「ショーだからそこまでは…」なんて思われているのは、なめられてるんだと思います。みんながハッスル路線こそ日本のプロレスだっていうならライセンスなんてナンセンスでしょう。ちなみに僕は日本のプロレス団体で何度も真剣勝負、もしくはそれに順ずるような内容で試合したことがあります。鼓膜破れましたけど(笑)例えばキャプチャーなんて結果以外は試合内容の取り決め一切なしでやりましたし(笑)すっごい痛いプロレス。あれ佐野直じゃ無理ですよ。
投稿者: ★ 片岡亮<拳論> 2009/07/29[編集]
>個人的にプロレスにはほとんど興味が無いですけど、プロレスって言うなれば、「大人のための超人ショー」でしょ?
興味がないのに定義しないでほしい。
>その辺はきちんと認識するべきでしょう。
人に言うなら、まずはあなたが認識してください。
投稿者: 集合魂 2009/07/29[編集]
>タイガーマスク
やっぱり「競技ではない事を公表してるだろって言ってるの!」って、
その一点だけに拘ってますね。
でも大事な事が抜け落ちています。それでも危険な事をやっているのには
変わりがない、という点がです。
由利さんの死、そして三沢さんの死という事実を持ってしてでも、それが
分からないとは。
>片岡様
>日本のファンにプロレスをもっと熱狂させるには、ファンがプライドの
>持てる空間を作ることだと個人的に思います。
>昔は「とんでもなく凄いもの」だったわけですから、そういう価値を
>取り戻すべきかと。
この点は同意です。よくぞ言ってくださいました。
投稿者: 上匿名 2009/07/29[編集]
プロレスのことを「大人のための超人ショー」と言った者ですけど、勘違いしてほしくないのは、ショーだから競技より下とか劣る存在だというわけではないし、安全性がないがしろにされてもいいというわけでもないということです。だからわざわざスケートやサーカスやスタントマンを引き合いに出したんですが、解ってもらえなかったようです。
そういう点から言うと、ライセンスでランク付けのようなことをしても意味が無いのではないかと。
しかしよく考えてみると、ライセンスもショーの小道具と言う考え方は出来ますね。なにしろプロレスの世界ではニュースや報道も演出の一部ですもんね。私はちょっと野暮なことを言ったかもしれない。
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
冬木さんは分かっていた
FMWの話ですけど、紙プロ時代のバックナンバーを整理していたら冬木さんのコメントで「プロレスはプロレスであって、そこに行くまでのストーリーとかがエンターティメントだ」というのがありました。
TVを買い変えてE2の無料でWWEの試合を見ていますが、WWEのやっている試合自体は古いものです。
それを飽きさせないようにショー的な要素を入れるのであって、そこら辺を勘違いした団体が試合自体をショー化してしまったのが問題でしょうね。
ただ、あのビターンのコントには何か新しい物が生まれる可能性は感じたとカミングアウトします。
逆にWWE的要素を抜くと技がドンドン危険になるという問題があります。
投稿者: 最後のファン 2009/07/29[編集]
上匿名さんへ
分からん人やな〜
サーカスだって、ショーだけど危険な事してるでしょ?
バイクスタントだってショーだけど危険な事してるでしょ?
ショーだって危険と隣り合わせですよ。不慮の事故だってあります。
ショーは、危険な事やってないと言うのですか?
三沢選手の事故は残念だけど、”競技”ならあそこで、わざわざバックドロップ
受けなくても良かったでしょ?
”プロレス”だから、あそこでバックドロップ受けたんでしょ?
ショー=危険では無い
そんな定義ありませんよ。
いつまでも古き良きプロレス時代を引きずってもしょーがないでしょ。
まっ幸せな人ですな〜〜〜〜〜
あなたはアイドルは、うんちやおしっこはしないと、今でも思ってる人なのかな?
投稿者: タイガーマスク 2009/07/29[編集]
だから何だ?
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
タイガーマスクさん、プロレスが競技でないことの証明を万人が納得できる形でしてもらえませんか。
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
なに言ってるの?
プロレスは競技だよ。
技を競うんだから競技。
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
一つ上の匿名さんへ
難しいですよね〜
自分の思ってる事を否定したくない人達ばかりですから。。。。。。
他人の意見を受け入れてくれないでしょう!
自分の好きなプロレスラーが、カミングアウトしてくれんとダメそーですな。
投稿者: タイガーマスク 2009/07/29[編集]
最後のファンさんへ
WWEは税金の為にカミングアウトした訳ではありませんよ。
過剰な演出によりレスラーを殺してしまって、
裁判の為にカミングアウトしたのですよ。
話は変わりますが、WWEがカミングアウトしたからって、
他の団体がカミングアウトする必要はないでしょう。
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
>過剰な演出によりレスラーを殺してしまって、
>裁判の為にカミングアウトしたのですよ。
時系列的には税金の問題が先のはずです。
というかWWEはカミングアウトしていませんし。
もししていたらビンスがミッキー・ロークの映画に文句は言わないでしょう。
話を戻すとライセンス制の一番の問題は認定する団体が無いのにライセンスだけあるというのが、どうにも本末転倒に感じますね。
投稿者: 最後のファン 2009/07/29[編集]
プロレスはエンタテイメントショーであり断じて競技ではありません。
基本事項として押さえておくべきことですね。
どっちがいいとか悪いとかいう意味ではなく。
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
だから、その証拠を見せてほしい。
シンクロも競技、プロレスも競うんだから競技だ。
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
プロレスは格闘技ではない。でも競技だ。
投稿者: 頭ラーカ 2009/07/29[編集]
タイガーマスクさん、もう一度言います。
プロレスが競技でないことの証明を万人が納得できる形でしてもらえませんか。
はぐらかして逃げないでよ。
証明してくれたらいいよ。
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
僕は「タイガーマスクさん」じゃないんだけど、プロレスは競技だ、なんて子供じみている(笑)
ショー = 競技
とでも考えているのでしょうか?別にショーだから悪いとかいってるんじゃないよ。
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
では私も
プロレスってギャンブルの対照にならないでしょ?
それの何処が競技の対照になるのかな?
だいたい覆面被って、凶器攻撃は、5秒以内ならオッケーなんて
競技あるわけなんだろ!
レフリーが反則裁かないでどーするのよ!
そしてなんだよロメロスペシャル、雪崩式のブレンバスターって
相手が100%受けてくれないと出来ないだろ。戦いでもなんでもないじゃん!
なんだか、これを力説するのもバカバカしくなって来たな〜
では、私もあなたに質問です。
何処の団体、そして誰と誰の試合が、”プロレスは競技”と言えるのですか?
これを万人が納得出来る形でしてもらえませんか?
さーてどんなレスラーと、どこの団体が出てくるのが楽しみだな!!!!
証明してくれよ!逃げんじゃねーぞ!!!!!
ふ、ふぁふぁふぁふぁふぁ〜〜〜〜〜〜
投稿者: タイガーマスク 2009/07/29[編集]
>>だいたい覆面被って、凶器攻撃は、5秒以内ならオッケーなんて
競技あるわけなんだろ!
激しく同意
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
プロレスとして金銭を観客からとる以上は、競技だろうとショーだろうとプロでなくてはいけないのだと思います
現状はチケットを売ってくれる人ならば素人でもリングに上げている団体が数多くあるのが実情です
安易にリングに上げてしまい、見よう見まねで危険な技を行う事が本当に行われているのが現実の姿です
そのためにも最低限の基礎体力と受身をマスターさせる必要があると思います。
そして何があった時に責任を取る団体がいくつあるでしょうか?
団体として保険も入っていない
身体検査もしていない
試合会場近くの病院の把握もしていない
これが現実です
投稿者: 漢 2009/07/29[編集]
以前読んだ、アメリカのプロレスラー、ミック・フォーリーの著書にあった一説なんですが、
「このとき僕の耳はちぎれて落ちた。もし他のスポーツなら試合はここで止まっただろう。マーク・マグワイアはファーストベースへ行かないし、シャキール・オニールもファールラインへ行かないはずだ。しかし、僕たちのスポーツ、フェイクのスポーツにはひとつのルールがある。"show must go on"途中でやめる訳にはいかない。僕は試合を続けたんだ」
この一説を読んで、プロレスラーは強さを競う勝負ではなくとも、観客や自分自身との真剣勝負をしているんだと感じ入りました。
これだけの心意気を持っているからこそ、フォーリーはあれだけのハードバンプが出来るんだと。
それだけのことを為すために、まず常人を越える鍛錬があり、その上で相手に重大な怪我をさせず、なおかつ衝撃を大きくわかりやすく観客に伝える技術や避けられない衝撃を受け流し、見栄え良く技を受ける技術がある。
それに本気で、誇りを持って取り組む人々と、見よう見まねで出来てしまう者たちが同一視されるのであれば、理不尽だと感じます。
その差を明確にする機会になればいいとおもうのですが。
投稿者: ハナ 2009/07/29[編集]
ライセンス制度導入から
メジャー団体とインディーズ団体に、何らかの違いが明確になるのでしょうか?
マッサージは、国家資格所有者のみ使用出来る言葉で、整体は民間資格ですので、マッサージという言葉は使えません。
プロレスラーも、ライセンス保有者のみ名乗る事が出来るようになるとか、そんな事になると、ライセンスの無いレスラーはどーするのか?
ライセンス制度がどのようになるのかを知りたいですね。
投稿者: ねわざワールド四街道代表です 2009/07/29[編集]
この話題に関してプロレスの競技性を問うのは論点がずれているように感じます。
[頭から落とす]などの危険な行為に対しての基礎体力や受身、かける側の技量などを確認する為のライセンス導入と考えるべきではないでしょうか。
ショーであるとした場合であってもそうした行為が行われているから事故を防ぐ為にこの話題が出ているものと考えています。
投稿者: 匿名 2009/07/29[編集]
>ライセンスの無いレスラーはどーするのか?
あなたのように自称レスラーになりますよ、大石大介選手。
受身とロープワーク、基礎をどこでどれだけやりましたか?
熟練者のもとで練習生として学びましたか?
投稿者: 匿名 2009/07/30[編集]
頭から逆さまに落とす技が普通にあるのに「ショーだからOK」って馬鹿か?
サーカスだってライセンスこそないけど熟練した者がやる。
もしそこら中の若者が火の輪くぐりを真似しているなら、それだって問題になる。
当たり前だ。
投稿者: 匿名 2009/07/30[編集]
ろくに技術のない素人が「サーカス教室」を開いて金を取って授業。
練習をまともにさせてないのにショーに出演させていて
また練習させているとき、いきなり空中ブランコをさせたら落下して死亡事故。
現場監督が佐野直、直接のコーチが菅原伊織。ブランコのパートナーが笠原寧。
という事故だったら?
投稿者: 匿名 2009/07/30[編集]
だんだん酷くなったんですよね。
1 厳しいプロテストと練習で残ったものだけがプロレスラーだった。
2 弱小団体ができて、技術の劣るプロレスラーが出てきた。
3 さらに道場もないような超弱小団体ができ、チケットが売れるなら素人でもプロレスデビューさせた。
4 ついにリングに上がりたい素人を集めてチケット売らせることでペイする素人団体ができた。
選手にプライドがなくなるのは2〜3あたりからで、楽にプロレスデビューした者は誇りがないので、部外者の前でも平気で試合の打ち合わせを行なうようになり、それを見た素人が「あれなら俺もできそうだ」とリングデビュー。これはWWFの人気が高まって、カミングアウトの方向性を曲解していた風潮もありました。WWFの物真似をする団体ほどその傾向が強かったと思います。競技だショーだとかいう以前に、プロレスを「凄いもの」に取り戻すための提案がライセンスです。ただ、現状ではまともなものにならないでしょうね。
投稿者: ★ 片岡亮<拳論> 2009/07/30[編集]
私なぞは
単なるアマチュアで、JWAのビック赤平さんの指導を受けました。
プロレスも格闘技も中途半端で終わりかけてますが、これからの若い選手やプロレスの復興にかける選手達に取って、目標や指針となるライセンス制度になって欲しいです!
投稿者: ねわざワールド四街道代表です 2009/07/30[編集]
JWAのビック赤平なる人物が指導できる素養があるとは思えません。
その人が誰に習ったんでしょうか。みんなレスラーの真似をしたいだけでしょう。
本気でやるしんどさは嫌なんですよね。菅原もそのひとり。
投稿者: 匿名 2009/07/30[編集]
>「技術面は各団体の基準に任せて交付する」
これってだいぶ曖昧ですねえ。団体の都合しだいで交付できるってことですもんね。
ライセンス発行するにも、現在第一線で活躍するレスラーたちが受かるか分からないですし…
施行初期に限っては、たとえばメジャー団体で15年以上のキャリアがある選手にはライセンス発行は自由とかにすれば解消されますかね?
投稿者: 匿名 2009/07/30[編集]
体力的な部分や受け身のような技術に関して言えば
ライセンスとして無いよりはあった方が良いのかもしれない。
ただ、私はプロレスをショーとしか見ていない。
相手に怪我をさせない為の技術を技術呼びたくはないし
技を受けない為の技術を軽視しているプロレスを格闘技などと呼びたくない。
むしろプロレスよりアマレスの方がよっぽどプロ意識の高い格闘技だと思う。
プロレスの死亡事故などが取り上げられる事もあったけど
問題視されたのは団体が草の根だったとか
レスラーがプロレスラーとしてふさわしいかって事ばかりで
レフリングを問われる事は全くない。
そんなプロレスにライセンスが必要なのか凄く疑問と言うか
入門資格レベルの話しに聞こえてしまう。
投稿者: 匿名 2009/07/30[編集]
この国には「持っていないと仕事が出来ないライセンス」と「持っていなくても仕事が出来るライセンス」があります。
どちらになるかは結局主要団体が事態をどこまで認識できているかにかかっているんですよね…。
色んなエンターテイメントが選んで見れる現在では、この判断がプロレスの衰退を加速させないように願います。
投稿者: 匿名 2009/07/30[編集]
おいおい
おい!プロレスは競技だと言ってる匿名さんよ、タイガーの質問に答えてくれよ。自分の都合が悪くなると、ダンマリかい?
匿名さんもう一度言います。
何処の団体、そして誰と誰の試合が、”プロレスは競技”と言えるのですか?
はぐらかして逃げないでよ。
投稿者: タイガーマスク 2009/07/30[編集]