岡山放送局

2009年7月29日 19時54分更新

岡山市氷彫刻大会


大きな氷のかたまりを彫って人や動物など様々な形を作り出す氷彫刻の大会が岡山市で開かれ、訪れた人が涼しげに仕上がった作品を楽しみました。

この氷彫刻大会は毎年この時期に岡山市北区表町の商店街で開かれているもので、ことしで32回目になります。

氷彫刻はもともとホテルが宴会の会場を彩る飾りなどとして出していたのが始まりで、29日もホテルの料理人ら20人が参加して、およそ130キロの大きな氷の柱を使った作品づくりに取り組みました。

参加者は額に汗を浮かべながら一心にのこぎりやノミを振るい、大まかに形を整えたあと、鳥の翼や人の顔といった細かい形を彫り込んでいきました。

そして制限時間の1時間を迎えると、大きく翼を広げた鷹や白鳥、それに女性の姿などが完成し、透明感のある涼しげなようすが訪れた人の目を楽しませていました。

大会を見ていた人は、「1本の柱からいろいろな形ができあがっていくのを見てすごいと思いました。夏にぴったりですね」と話していました。