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被災地の要望「できるものから」 29日の首相@福岡(1/3ページ)

2009年7月29日19時32分

 【被災地視察】

 ――山口に引き続き、福岡の現場も視察したが、感想は。

 「あの、まずは、亡くなられた方々に対して、これは福岡、この那珂川に限らず、全県下に、南の方を含めて、全県下にわたっていますんで、そういった地域においても、いろいろ、被災者、被害者っていうのが出ておりますんで、篠栗では、まだ行方不明者が見つかっていないという状況もあります。いずれにしても、こういった、亡くなられた方々にお悔やみを申し上げると同時に、今、被災というか、被害にあわれた方々に心からお見舞いを申し上げるところです。そして今、いろいろ話を聞いていたところですけれども、やっぱり、こういうものはきちんと見て、話を直接聞いて、また町長やら何やらとか、説明を全体的なものを、知事、市長、町長から話を聞くっていうのは、すごく大事なところだと思っていますが、今回ここにきても、やっぱり、これだけ広い地域って言う認識っていうのは、なかなか人から聞いた話では、なかなか感じられませんけれども、ここに現実来てみると、状況としてはというのは、あの、よくわかるところでもあります。いずれにしても、きょう大野城市のところの、交通事故現場っていうか、交通事故みたいなもんじゃないな、あれは。(同席者が「崩落現場」)崩落現場っていうのに行ってきましたけれども、あれも状況を見ると、なに、かなりな大きなものが、高速道路のもっと上の方から降りてきているわけですから、ああいったようなものも、現場を行ってみると、なかなか状況としては、悲惨だなという感じがしましたんで、来てよかったと思います。いい参考になったと、私自身はそう思っています」

 ――今回は総理の地元の筑豊でも被害が出ているが、そのことについてはどう思うか。

 「飯塚は、被害総額からすれば大きいですよ。ここよりはるかに大きい。面積が多いでしょ、床上浸水何百戸ですから、そりゃ、被災の状況としては、大きいですよ」

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