東洋太平洋と日本のチャンピオンベルトを持参し、白井尼崎市長(左)を表敬訪問した野中=尼崎市役所
ボクシングの東洋太平洋・日本Sウエルター級2冠王者の野中悠樹(31)=尼崎=が、11月1日に大阪・IMPホールで2冠を懸けた防衛戦を行うことが28日、明らかになった。日本1位、東洋太平洋4位の柴田明雄(ワタナベ)を迎え撃つ。
先月20日に飛天かずひこを破り、東洋太平洋王座を獲得。先日、そのベルトが手元に届き「日本ベルトは王者の持ち回りだけど、東洋太平洋は個人のもの。ベルトに自分とジムの名前が入っているし、感慨深いです」と満面の笑みで話した。2冠戦に向け「(日本王座戦とは)やはり重みが違う。それだけ重圧があることで、さらに自分も強くなれる」と決意を新たにした。
この日、2本のベルトを持参し尼崎市役所を訪問。白井文市長から「もう一つ高い目標を」と世界王座獲得を期待されると「頑張ります」。3本目のベルト奪取を力強く約束した。