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鳩山代表「マニフェストは正式ではない」
民主党・鳩山代表は29日、27日に発表したマニフェストについて、「正式なものではない」と述べた上で、「公示日までに追加する事項もあり得る」との考えを明らかにした。背景には、大阪・橋下府知事らからの反発があるものとみられる。
鳩山氏は29日午後、熊本県で「この間出したのが、あれは政権政策集です。正式なマニフェストというものではありません。正式なマニフェストはご案内の通り、公示日からしか配ることができません。その中に、私どもとすれば、今の国と地域の、地方の協議機関を入れるという文言を入れるように、私の方から指示しています」と述べた。これは、地方分権を推進するための国と地方の協議の場の設置が民主党のマニフェストに盛り込まれなかったことについて、橋下知事らが反発していることを受けての発言とみられる。
また、鳩山氏は、マニフェストに盛り込まれなかった、インド洋で行われている海上自衛隊の給油活動について、来年1月15日に特措法の期限が切れた後は「延長しないのが我々の立場だ」と明言した。
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