石井慧、将来のヒョードル戦を熱望…米修行から帰国

米国修行から帰国し、鍛えた肉体を披露した石井

　戦極参戦が決定している北京五輪柔道１００キロ超級王者の石井慧（２２）が２８日、米国修行から成田空港着の航空機で帰国。主戦場の「アフリクション」が消滅したエメリヤーエンコ・ヒョードル（ロシア）に対し「自分はビギナーなので今やるのは失礼だが、実力をつけた状態で同じリングで戦いたい」と戦極での対戦を熱望した。

　約１か月の米国修行では、１日５、６か所のジムをハシゴして打撃を強化。「早くデビューしたい。結果に飢えている」と腕を鳴らした。「レイ・セフォーにブーメランフックをお見舞いされて」持病の頸椎（けいつい）ヘルニアが再発したが、現地で内視鏡手術を受け「今は絶好調」と自信を見せた。