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「ひこにゃん」作者が別キャラつくる…滋賀県彦根市

「ひこにゃん」(左)と「ひこねのよいにゃんこ」

 滋賀県彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」にそっくりなキャラクターのグッズが販売されていることが分かり、市は28日までに6業者に販売中止を要請した。そっくりキャラは、ひこにゃんを考案したキャラクター作家の男性が手掛ける「ひこねのよいにゃんこ」。作者自身が別キャラをつくる珍しいケースに、市側は頭を抱えている。

 ひこにゃんは市が著作権を買い取り商標登録。しかし、男性側は「座る」「跳ねる」「刀を抜く」の3つのポーズだけを譲渡したと主張し、市側と合意していた。

 今年になり「にゃんこ」のクッキーなどが流通しているのを市が確認。「合意したのは絵本の出版などに限られるはず」と抗議をしたが、男性の所属する大阪市のデザイン会社は「にゃんこの創作活動は市も認めているはず」と反論。話は平行線のままだ。

[ 2009年7月29日付 ]

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