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映画「剱岳 点の記」で初心者登山増加?富山県警が対策強化 [山岳事故]

近くまでクルマで行けるようになり かつ中高年登山が増えている

映画「剱岳 点の記」で初心者登山増加?富山県警が対策強化
6月25日8時15分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000014-yom-soci
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夏山遭難救助訓練の出発式に臨む富山県警山岳警備隊員ら
 富山県警は、山岳遭難が増加傾向にあることを受け、7、8月の夏山遭難防止の対策強化に乗り出す。

 立山を舞台にした映画「剱岳 点の記」公開もあり、初心者の登山者が増加することも想定しており、ホームページ(HP)での安全対策の呼びかけや、県警山岳警備隊による講話で事故減少をめざす。

 24日の富山県議会予算特別委員会で、島田一委員(公明)の質問に答え、斉藤良雄・県警本部長が「遭難件数、死者などがいずれも昨年より増加している。本年の夏山警備は、対策に万全を期す」と述べた。

 富山県警地域室によると、夏山シーズンの同県内の遭難者数は、2005年以降増加しており、昨年は遭難者数76人、うち死者数8人と、いずれも過去5年間で最多を記録している。

 また、今年初めから6月23日までの遭難件数は34件(昨年同期比5件増)、遭難者数42人(同2人増)、死者数10人(同6人増)と、いずれも昨年を上回っている。県警は、高齢世代の登山ブームが背景にあるとみており、さらに映画「剱岳 点の記」人気の影響で、登山初心者の事故が増加しないかと懸念している。

 富山県警は、HP上で一般登山者向けに提供してきた夏山情報をより充実させることにしている。夏山シーズンが本格化する7月中旬までに、山間部の天候の映像を流したり、初心者向けに安全な装備の解説を盛り込んだりする予定。

 また、登山の安全を呼びかけるため、4月に県警山岳警備隊内に結成した広報班「チーム・ケルン」の活動も強化する。7、8月の両月、計30回にわたって立山連峰の登山口付近の山小屋に出向き、登山中の注意点などを解説する。登山コースのパトロールも徹底する。

 富山県警地域室は「登山初心者の増加に対応し、事故防止に全力を傾けたい」と話している。

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