|
|
過去最高、2009年上半期で66万の新種マルウェアが発生――G Data が発表G Data Software 株式会社は2009年7月28日、2009年上半期のマルウェア状況について、新種が66万を突破し、下半期も同数発生した場合、過去最高の130万種を越える見込みとなることを発表した。
2009年上半期の新種マルウェアの発生数は、G Data セキュリティラボの調べによれば、66万3,952種にのぼった。月別の増加傾向は年初の1月で14万種を超えピークに達し、その後の5か月はやや減少傾向にあったものの、結果的には前年比で2倍以上の増加となった。 下半期にほぼ同数程度発生すると考えると、年間で約130万種程度の発生となるおそれがある。2006年が3万9,124種、2007年が13万3,252種、2008年が89万4,250種であったため、2009年1年間の発生数は過去最高となる公算が大きい。 構成比では、「トロイの木馬型」が33.6%を占めトップとなった。「ダウンローダー」が2位で22.1%となり、3〜5位は、「バックドア」、「スパイウェア」、「アドウェア」となった。
また、ウイルス群別でみた場合の発生率は、「モンダー(Monder)」が1位(6.8%)となり、以下「フピゴン(Hupigon)」(3.9%)、「ジェノーム(Genome)」(3.6%)、4位は「ブザス(Buzus)」(2.7%)と続く。 プラットフォーム別にみると、「Windows」が99.3%を占めた。モバイルが106種(全体の0.01%)、「Mac OS X」が15種(0.001%)と、若干増加しているが、全体的には、引き続き「Windows」を標的としたマルウェアが圧倒的多数であることに変わりはないようだ。 関連記事
最新トップニュース
|
|