<活動報告>
最高裁判所への抗議行動(後編)
二つの異なった最高裁の判決確定の背景
7月、最高裁判所は東村山市議であった故朝木明代さんに関する民事訴訟において、異なる二つの判断を下した。この点について考えて見ます。朝木明代さんの同僚議員であった矢野穂積さんと娘さんの朝木直子さんは次のように「東村山の闇」という著書の中で書いておられます。
●朝木明代さんが行なったとされる万引き未遂事件はデッチアゲの冤罪であった。
●朝木明代さんは何者かによってビルから突き落とされ殺害された。
当時の東村山警察署の副署長であった千葉英司氏は、これに対して次のように主張し、自らの名誉を守るとして訴えていた。
●朝木明代さんは万引きの犯人である。
●それを苦にしてビルから飛び降り自殺をした。
真っ向から対立するもので、創価学会なども早い段階から千葉英司氏が唱えている説を広めていた。この件について千葉氏は訴訟を乱発したが、その殆どに敗訴しています。
しかし、東京地裁八王子支部で勝訴したものが二つありました。その二つは「東村山市民新聞」に記述されたものと「東村山の闇」の単行本に書かれた記述に対する訴えです。この内「東村山市民新聞」については高裁でも千葉氏が勝訴して、「東村山の闇」に関しては千葉氏が逆転敗訴した。
この二つの高裁判決が共に7月中に最高裁で確定したというわけです。同じような事件で同じ原告・被告側で争われて、何ゆえに全く相反する判決が確定したのか?
民事訴訟とは必ずしも事実を解明するものではありませんが、しかし、互いの言い分が全く違った場合、そのことを全く考慮しないで判決を下すということでもなく、その事実関係は大きな争点となります。
当時の東村山警察署は朝木明代さんの万引き事件については、これを最初から証拠もないのに朝木さんを犯人として書類送検しました。店主の証言と何処の誰かも明らかにされていない正体不明の目撃者証言だけが頼りの送検でした。
ビルから突き落とされ死亡した件については、最初から事件性を疑うことなく、自殺として処理することだけを優先しこちらは全く捜査を行なっていません。
このような中で元警察の幹部であった千葉英司氏からの訴えに対抗するには、自ら証拠を集め相手方の証言を崩す以外に朝木さん側には手がなかったのです。
その具体的戦術の一つが「再現写真」と言うものでした。
朝木明代さんは、万引きをしたとされた日には北海道拓殖銀行のATMを利用しており、その監視カメラの映像にその服装が映し出されていました。
この映像に映っていた服装の特徴や色が、洋品店の店主の主張する証言と合わないということで、朝木明代さんの万引き事件は冤罪の可能性がハッキリしたのでした。このことは矢野・朝木さんが勝訴した判決の中で取り上げられています。
この判決文の「そして、本件窃盗被疑事件について・・・」の?〜?をご覧下さい。
? 朝木明代さんが万引きをしたとされる時に着ていた服と目撃者の証言は合わない。
?朝木さんは万引き否認して徹底的に争うとしていた。
この再現写真はかなり重要なものでしたが、今回千葉氏が高裁で勝訴したものは、この写真を否定するものだったのです。この「再現写真」が如何に創価学会や千葉氏にとって都合の悪いものであるかは明らかでした。
それは「日本を護る市民の会」黒田大輔代表のブログより紹介しておきます。
カルトによる司法汚染を食い止めろ!! 新たな虚構まで作出した大谷禎男
この中には創価学会有利な判決を下した、その驚愕すべき箇所が書かれております。下記に引用・紹介しましょう。
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次に、高裁7民判決の認定した内容を具体的にみてみよう。
「東村山署は、本件窃盗被疑事件の書類送検後に、
明代が本件窃被 疑事件が発生したとされる時刻前に
銀行のキャッシュサービスコーナーに寄ったことについて
裏付け捜査をし、銀行の監視カメラにより明代を斜め後方から
撮影した白黒の映像(写真)を入手し、捜査資料として追送致した。
これに対し、控訴人らは,その写真の閲覧ができなかったため、
控訴人朝木において明代が当日着用していたとする服装を着用して
再現写真(乙31)なるものを撮影、作成した。」(判決書11頁以下)」
というのである。 大谷裁判長?? 正気ですか???
「控訴人らは,その写真の閲覧ができなかったため」という
高裁7民判決の認定した事実は、朝木明代議員遺族側が指摘した
次の事実(真実)を180度異なる内容に書き換えた「真っ赤な嘘」である。
警察が入手したとされる銀行の監視カメラで明代さんを斜め後方から
撮影した白黒の映像(警察写真)に関して、銀行の防犯ビデオカメラは
複数台あったため、その映像は斜め後ろから撮影したものだけではないが、特に重大な点は、朝木直子市議だけでなく矢野市議も東京地検八王子支部で複数回にわたり、その写真を担当検事から見せられた結果、この写真が1995(平成7)年7月22日付の(警察の)捜査報告書に貼付されていたことを掴んでおり、千葉元副署長側もそれを否認していない点にある。
高裁7民判決は、朝木明代議員遺族側が「警察写真」の実物を見もしないで、いいかげんな「再現写真」を撮影したとでもいいたいようで、この「再現写真」の信用性を否定する目的で、当事者が主張もしていない真っ赤な嘘デタラメを「事実」として認定したのである。つまり、民事訴訟の大原則、弁論主義を完全に無視したのだ。
このようないい加減な判決と判事を我々は許してはならない。
司法の場から一刻も早く追放すべきである。弁論主義を完全に
無視した大谷を弾劾すべく、今後、国民の怒りの声を国会及び
最高裁へ届けよう。
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ここまでが紹介
何故、同じ事件の民事事件で全くことなる判決が出たのか?それはこのように事実を見ることのない裁判官が存在するからなのです。
又、千葉を勝たせた不当判決は朝木明代さんの解剖鑑定書を恣意的に解釈しており、この点に関しては黒田さんも演説の中で触れているので是非ご覧になってください。
☆動画ご紹介!
PeeVee.TV版
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(1/4)
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(2/4)
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(3/4)
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(4/4)
「聖域」なる最高裁の仮面を剥いだ突撃抗議!【前編】
「聖域」なる最高裁の仮面を剥いだ突撃抗議!【後編】
YouTube版
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(1/4)
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(2/4)
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(3/4)
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(4/4)
「聖域」なる最高裁の仮面を剥いだ突撃抗議!【前編】
「聖域」なる最高裁の仮面を剥いだ突撃抗議!【後編】
再生リスト
お知らせ http://d.hatena.ne.jp/cyokusetu/20090728/1248753369
↑反民主デモの宣伝動画です↑
民主党の政策や政権運営の危険性・不安などを訴えながら銀座を行進して日比谷公園で解散します。公園管理の都合上あまりに人数が多すぎる場合は後から来た人は参加できませんが日比谷公園にいればデモが来て解散する様子を見ることはできると思います。
【集合日時】
平成21年8月2日(日)10:00集合 10:30デモ出発
【集合場所】
水谷橋公園 東京都中央区銀座1-12-6
解散場所日比谷公園
【アクセス】
有楽町 JR山の手線 徒歩10分
宝町 都営浅草線 徒歩5分
銀座一丁目 東京メトロ有楽町線 徒歩4分
【主催団体】(現在)
市民が政治に直接参与する会 http://d.hatena.ne.jp/cyokusetu/21000721
現幻月党
【協賛団体】
自由の翼 http://d.hatena.ne.jp/sin_dragon1971/
警察や公園使用等の許可申請は出してあります。インフルエンザの蔓延などの特殊事情が無い限りは中止になりませんし、許可を取ってあるので安心して参加できます。
運営代表 伊藤 09047589297