2009年07月29日

<活動報告>最高裁判所への抗議行動(後編)

<活動報告>

最高裁判所への抗議行動(後編)

 二つの異なった最高裁の判決確定の背景

 ブログランキング ←ブログランキング応援クリックお願いします。

 7月、最高裁判所は東村山市議であった故朝木明代さんに関する民事訴訟において、異なる二つの判断を下した。この点について考えて見ます。朝木明代さんの同僚議員であった矢野穂積さんと娘さんの朝木直子さんは次のように「東村山の闇」という著書の中で書いておられます。

  ●朝木明代さんが行なったとされる万引き未遂事件はデッチアゲの冤罪であった。

 ●朝木明代さんは何者かによってビルから突き落とされ殺害された

 当時の東村山警察署の副署長であった千葉英司氏は、これに対して次のように主張し、自らの名誉を守るとして訴えていた。

 朝木明代さんは万引きの犯人である。

 ●それを苦にしてビルから飛び降り自殺をした

 真っ向から対立するもので、創価学会なども早い段階から千葉英司氏が唱えている説を広めていた。この件について千葉氏は訴訟を乱発したが、その殆どに敗訴しています。

 しかし、東京地裁八王子支部で勝訴したものが二つありました。その二つは「東村山市民新聞」に記述されたものと「東村山の闇」の単行本に書かれた記述に対する訴えです。この内「東村山市民新聞」については高裁でも千葉氏が勝訴して、「東村山の闇」に関しては千葉氏が逆転敗訴した。

 この二つの高裁判決が共に7月中に最高裁で確定したというわけです。同じような事件で同じ原告・被告側で争われて、何ゆえに全く相反する判決が確定したのか?

 民事訴訟とは必ずしも事実を解明するものではありませんが、しかし、互いの言い分が全く違った場合、そのことを全く考慮しないで判決を下すということでもなく、その事実関係は大きな争点となります。

 当時の東村山警察署は朝木明代さんの万引き事件については、これを最初から証拠もないのに朝木さんを犯人として書類送検しました。店主の証言と何処の誰かも明らかにされていない正体不明の目撃者証言だけが頼りの送検でした。

 ビルから突き落とされ死亡した件については、最初から事件性を疑うことなく、自殺として処理することだけを優先しこちらは全く捜査を行なっていません。

 このような中で元警察の幹部であった千葉英司氏からの訴えに対抗するには、自ら証拠を集め相手方の証言を崩す以外に朝木さん側には手がなかったのです。

 その具体的戦術の一つが「再現写真」と言うものでした。

 朝木明代さんは、万引きをしたとされた日には北海道拓殖銀行のATMを利用しており、その監視カメラの映像にその服装が映し出されていました。

 この映像に映っていた服装の特徴や色が、洋品店の店主の主張する証言と合わないということで、朝木明代さんの万引き事件は冤罪の可能性がハッキリしたのでした。このことは矢野・朝木さんが勝訴した判決の中で取り上げられています。

c77114b1.png

この判決文の「そして、本件窃盗被疑事件について・・・」の?〜?をご覧下さい。

 ? 朝木明代さんが万引きをしたとされる時に着ていた服と目撃者の証言は合わない。

 ?朝木さんは万引き否認して徹底的に争うとしていた。

 

 

 この再現写真はかなり重要なものでしたが、今回千葉氏が高裁で勝訴したものは、この写真を否定するものだったのです。この「再現写真」が如何に創価学会や千葉氏にとって都合の悪いものであるかは明らかでした。

 それは「日本を護る市民の会」黒田大輔代表のブログより紹介しておきます。

 カルトによる司法汚染を食い止めろ!! 新たな虚構まで作出した大谷禎男

 この中には創価学会有利な判決を下した、その驚愕すべき箇所が書かれております。下記に引用・紹介しましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 次に、高裁7民判決の認定した内容を具体的にみてみよう。

「東村山署は、本件窃盗被疑事件の書類送検後に、
明代が本件窃被 疑事件が発生したとされる時刻前に
銀行のキャッシュサービスコーナーに寄ったことについて
裏付け捜査をし、銀行の監視カメラにより明代を斜め後方から
撮影した白黒の映像(写真)を入手し、捜査資料として追送致した。
これに対し、控訴人らは,その写真の閲覧ができなかったため
控訴人朝木において明代が当日着用していたとする服装を着用して
再現写真(乙31)なるものを撮影、作成した。」(判決書11頁以下)」

というのである。 大谷裁判長?? 正気ですか???

控訴人らは,その写真の閲覧ができなかったため」という
高裁7民判決の認定した事実は、朝木明代議員遺族側が指摘した
次の事実(真実)を180度異なる内容に書き換えた「真っ赤な嘘」である。

警察が入手したとされる銀行の監視カメラで明代さんを斜め後方から
撮影した白黒の映像(警察写真)に関して、銀行の防犯ビデオカメラは
複数台あったため、その映像は斜め後ろから撮影したものだけではないが、特に重大な点は、朝木直子市議だけでなく矢野市議も東京地検八王子支部で複数回にわたり、その写真を担当検事から見せられた結果、この写真が1995(平成7)年7月22日付の(警察の)捜査報告書に貼付されていたことを掴んでおり、千葉元副署長側もそれを否認していない点にある。

高裁7民判決は、朝木明代議員遺族側が「警察写真」の実物を見もしないで、いいかげんな「再現写真」を撮影したとでもいいたいようで、この「再現写真」の信用性を否定する目的で、当事者が主張もしていない真っ赤な嘘デタラメを「事実」として認定したのである。つまり、民事訴訟の大原則、弁論主義を完全に無視したのだ。

このようないい加減な判決と判事を我々は許してはならない。
司法の場から一刻も早く追放すべきである。弁論主義を完全に
無視した大谷を弾劾すべく、今後、国民の怒りの声を国会及び
最高裁へ届けよう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ここまでが紹介

 何故、同じ事件の民事事件で全くことなる判決が出たのか?それはこのように事実を見ることのない裁判官が存在するからなのです。

 又、千葉を勝たせた不当判決は朝木明代さんの解剖鑑定書を恣意的に解釈しており、この点に関しては黒田さんも演説の中で触れているので是非ご覧になってください。

 ☆動画ご紹介!

PeeVee.TV版
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(1/4)
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(2/4)
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(3/4)
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(4/4)
「聖域」なる最高裁の仮面を剥いだ突撃抗議!【前編】
「聖域」なる最高裁の仮面を剥いだ突撃抗議!【後編】


YouTube版
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(1/4)
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(2/4)
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(3/4)
カルトに屈服した最高裁を許さないぞ!(4/4)
「聖域」なる最高裁の仮面を剥いだ突撃抗議!【前編】
「聖域」なる最高裁の仮面を剥いだ突撃抗議!【後編】

再生リスト

 お知らせ http://d.hatena.ne.jp/cyokusetu/20090728/1248753369
↑反民主デモの宣伝動画です↑


民主党の政策や政権運営の危険性・不安などを訴えながら銀座を行進して日比谷公園で解散します。公園管理の都合上あまりに人数が多すぎる場合は後から来た人は参加できませんが日比谷公園にいればデモが来て解散する様子を見ることはできると思います。

【集合日時】

平成21年8月2日(日)10:00集合 10:30デモ出発

【集合場所】

水谷橋公園 東京都中央区銀座1-12-6

解散場所日比谷公園

【アクセス】

有楽町 JR山の手線 徒歩10分

宝町 都営浅草線 徒歩5分

銀座一丁目 東京メトロ有楽町線 徒歩4分

【主催団体】(現在)
市民が政治に直接参与する会 http://d.hatena.ne.jp/cyokusetu/21000721
現幻月党  

【協賛団体】
自由の翼 http://d.hatena.ne.jp/sin_dragon1971/  


警察や公園使用等の許可申請は出してあります。インフルエンザの蔓延などの特殊事情が無い限りは中止になりませんし、許可を取ってあるので安心して参加できます。      

運営代表 伊藤 09047589297


ブログランキング

↑↑ブログランキング応援クリックお願いします。

〜新風連ブログ〜

新風連


 

『日刊中央通信』

福岡県自民大物候補が次々に落選か 








Posted by the_radical_right at 18:11 │Comments(13)TrackBack(0)この記事をクリップ!東村山・朝木明代さん謀殺事件 

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/the_radical_right/52299086
この記事へのコメント
5
http://2chcrisis.seesaa.net/article/123922429.html
兵庫県警・児童ポルノ男を逮捕 
 兵庫県警豊岡南署は2日、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、岡山県倉敷市中島の会社員、袖山道佳容疑者を逮捕した。
 携帯電話のサイトで知り合った兵庫県豊岡市の女子中学生(14)に3月22日、わいせつな画像を撮らせて送信させ、携帯電話に保存した疑い。
 中学生は袖山容疑者に「画像をばらまくぞ」と脅されたため、家族とともに同署に相談して発覚した。
Posted by チヨゴリブツ切り at 2009年07月29日 18:38
5
これが本当に法治国家の最高裁の判決でしょうか!?
疑問に感じる人は多いと思います。

さぁさぁ、瀬戸先生、ここで内部告発の内容を公開して、
カルトの息の根を止めましょう!
勝利の日はもうすぐです!
Posted by ボサノバ at 2009年07月29日 18:41

小和田恒 国際司法裁判所 椅子

で 検索してみてください。
驚くべきことが進行しています。
Posted by ☆ at 2009年07月29日 19:00
朝鮮半島創価も良くできたもので日本の根幹、政治家をはじめ公務員にきちんと工作員を入れていた事については大したものと言わざるを得ません。大体創価被害者はまず警察を訪れる訳ですが、多くの場合、けんもほろろと言いますかとりあって頂けない状況に愕然とさせられる訳です。私等の場合、当たり屋事件で始まった創価の嫌がらせですが当たり屋事件を終わらせ、地元大幹部が潰れてもなお嫌がらせが続いていますが、そういった事を警察の相談係りに相談に伺うとまぁ、まともに話を聞いてくれないですし此方から「家前に改造車やチンピラが来ていますが」と相談すると「そうだろう、何度も来るから挑発に乗らないように」で終わりでしたね。ま、露骨に迷惑であるという顔をされますから普通の被害者ならそれで潰れてしまいます。最近も自民の先生の紹介で地元署の刑事課を紹介頂いて伺うと、何と11年来初めて刑事課に連れて行かずに相談係で止めてしまう始末。いやはや、創価の不審車爆音車の連中の家々を公明ポスターごと撮影していましたが兎に角写真を見ない、話を聞いて終わりです。
Posted by TB at 2009年07月29日 19:08
暴力団関係も写っているのですよ、と言っても無駄でした。暴対法や組織対策処罰法等が出来、暴力団に対して取締りが強くなった筈ですが、大阪府警ですらこの調子です。以前は話も資料もきちんと受け取って頂けたのですが。瀬戸さん達の頑張りが多くの日本人の眼にとまって欲しいですね。まず知ってもらわない事には始まらない。そこからポスティング作戦が始まった訳ですが、多くの人達は反共ビラは見慣れていますが、流石に創価批判ビラを見るのは殆どが初めてでしょうから注目される事請け合いです。より多くの人達に見てもらい創価の真実を、多くの人達は知ってはいても口にし辛い話題を、気軽の言える社会を取り戻す為にもあのチラシが日本全国に広がる事を期待しています。
Posted by TB at 2009年07月29日 19:08
金庫こじ開け10万盗む=容疑の2人逮捕、10件関連捜査−警視庁
7月29日13時37分配信 時事通信

 東京都台東区の財団法人事務所に侵入し、金庫をこじ開けて現金などを盗んだとして、警視庁蔵前署は29日までに、
窃盗などの疑いで、いずれも住所不定、無職の笠松信久容疑者(60)と、韓国籍の鄭龍伊容疑者(63)を逮捕した。
同署の調べに対し、2人は「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。
 同署によると、同区内では4月から今月までに同様の金庫破りがほかに10件(被害約450万円相当)あり、関連を調べる。
 逮捕容疑は先月29日午後7時50分から30日午前8時10分ごろの間、同区蔵前の日本染色検査協会事務所の裏口から侵入し、
1階事務室の金庫をバールでこじ開け、現金約10万円などを盗んだ疑い。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090729-00000072-jij-soci

■韓国籍の鄭龍伊容疑者(63)
■韓国籍の鄭龍伊容疑者(63)
■韓国籍の鄭龍伊容疑者(63)

やっぱり韓国人だったか・・・
Posted by ■邪悪で姑息な朝鮮原人 at 2009年07月29日 19:53
>このように事実を見ることのない裁判官が存在するからなのです。

この裁判官は、とんでもない給料ドロボーですね。
高裁までは事実審なんだから、提出された資料は全部見ないとダメよ。
Posted by 暴司膺懲 at 2009年07月29日 20:06
矢野市議本人が法廷で「見せてもらえなかった」と話しているでしょうに。

「ブログマガジン エアフォース」に書いてあるでしょうが。

http://pullman.blog117.fc2.com/blog-entry-163.html

矢野側代理人  警察で見せられたものは後ろ姿しかないわけでしょう?

矢野  だから警察としては、一連の流れで写っているはずですから、前から映る写真もビデオではあったんではないかと。

代理人  当然あるわけですよね。

矢野  なぜこういうものだけになっているのかがわかりません。

代理人  ところがわれわれには見せてくれないと。

矢野  そうですね。

Posted by りゅう at 2009年07月29日 20:07
またもや三羽の雀の日記さんあたりに0.05秒で論破されそうなエントリーお疲れ様です。

こんなことより早く一発逆転の内部告発者出したらいいんじゃないですか?
草なんたらのトウシツおやじが「今はそんな時期じゃないんだ!」なんていってたけどそんなことないですよね。
これから衆院選で、公明の議席減らすにはもってこいのネタじゃないんですか?つーか今出さなきゃいつ出すんだよって話ですよねー

とにかく衆院選前に「内 部 告 発 者」出して、公明に打撃与えましょうよ(笑)
Posted by XXX at 2009年07月29日 20:08
判決文の意味は、

「民事裁判の証拠として提出する目的で矢野・朝木両「市議」が証拠請求ないし開示請求を行なったが、応じてもらえなかったため」

ということでしょ。

3羽の雀さんも説明しているとおり。
http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20090208
Posted by りゅう at 2009年07月29日 20:10
エアフォースでは、さらに踏み込んで記述されていますよ。
http://pullman.blog117.fc2.com/blog-entry-163.html

この尋問では矢野と代理人が、裁判官に対して「正面から撮った映像があるはずだ」という仮説、憶測を前提に、なにか東村山署が真実究明に関わる重要な写真を意図的に隠蔽しているかのように印象づけようとしていることがうかがえる。自らの主張が認められないと自覚したときに、今度は相手の主張や証拠の欠点を探し出し、そこに論点をすり替え、自らの主張を押し通そうとする矢野の得意とする手法である。

Posted by りゅう at 2009年07月29日 20:13

【続き】
母親を演じた朝木直子

 明らかな根拠もなしに、矢野がここまで大胆に、あたかも東村山署や東京地検八王子支部が証拠を隠蔽したかのような主張ができるのには理由がある。民事裁判に刑事事件の証拠が出てくることはないからである。矢野がシンポジウムで主張した「再現写真」が本物かどうかは、地検の捜査資料にある静止画像と照合すれば一目瞭然だろう。しかし、地検が保管している静止画像が民事の法廷に出てくることはない。そのことを知悉しているからこそ、矢野は直子に白黒で映せばよく似た色調になる偽物を着せ、「万引き事件当日の明代の服装」と称して法廷に提出することができたのである。

Posted by りゅう at 2009年07月29日 20:14

【続き】
 徒労に終わったとはいえ、矢野が「聖教」裁判であらゆる手段を尽くして明代の万引きを隠蔽しようとしたことだけはおわかりいただけよう。ただ、矢野と朝木の裁判での努力は逆に彼らの特異性を際立たせた。

 いかに捜査機関が刑事事件の証拠を民事の法廷に出すことはないことを知っていたとしても、万引きを隠蔽するために偽物を実の娘に着せ、それをわざわざ同じ防犯カメラで撮影して「再現」するなどという手の込んだ芸当は普通の良心を持った人間にできることではない。矢野の目的を知りながら亡き母親のスーツを着、ショートカットのかつらまでかぶり、キャッシュディスペンサーの前で母親役を演じた娘の心境もまた、常人にはとうてい推し量ることはできない。
Posted by りゅう at 2009年07月29日 20:14

コメントする

名前
URL
 
  絵文字