【イスラマバード1日共同】パキスタンのムシャラフ前大統領は1日、同国の民放ドーンニュースに対し「パキスタンを去るつもりはない」と亡命説を否定した一方で「(海外の)シンクタンクなどでの講演を検討している」と述べた。ムシャラフ氏が辞任後、報道機関のインタビューに応じたのは初めてとみられる。
ムシャラフ氏は今年2月の総選挙で与党が敗北した直後に欧米メディア数社のインタビューを受けた後、一切の取材を拒否していた。8月18日に辞任した後も首都近郊の大統領公邸で生活しており、同氏は「海外から講演依頼が殺到している」と話した。
テロとの戦いで米国の「盟友」とされてきたムシャラフ氏は「パキスタンは対テロ戦を強力に進めるべきだ」と従来の主張を繰り返した。また、ザルダリ現政権が進める北西部部族地域でのイスラム武装勢力掃討作戦を支持する考えを示した。