モンゴルへ出発する(右から)愛美羽ちゃん、白鵬、真羽人くん、紗代子夫人=成田空港
大相撲名古屋場所で2場所ぶり11度目の優勝を果たした横綱白鵬(24)=宮城野=が、千秋楽から一夜明けた27日、名古屋市緑区の宮城野部屋で会見を行った。この日午後に成田空港からモンゴルに帰国するため、会見時間は異例の早朝7時に設定されたのだが…。
時計の長針が「12」を過ぎても、全く現れる気配はない。寝ぼけ眼の横綱が登場した時には、長針はすでに「5」に達していた。足元はおぼつかず、ろれつも回らない酔いどれ状態で「うれしいなぁ。昨晩は久しぶりにおいしいお酒を飲んだよ。自分なりにいった(たくさん飲んだ)」。25分遅れた原因は「祝杯の飲み過ぎ」だったようだ。
前日は千秋楽恒例の協会あいさつに遅刻した。このことを紗代子夫人は知らず、成田空港で報道陣から知らされると「大丈夫でしょうか」と顔を曇らせた。07年の入籍時に妊娠中だったため延び延びになっていた挙式を、来年2月21日に行うことが決定。だが花婿が遅刻、となればシャレにならない。花嫁を心配させぬよう、“遅刻癖”を直す必要があるようだ。