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名城「最強挑戦者」倒し強さ証明だ! 9・30V2戦

指名挑戦者カサレスの写真を手に2度目防衛戦へ気合を高める世界王者・名城信男

◆ 暫定王者制定したWBAに“異議申し立て” ◆

 世界王者・名城信男の2度目の防衛戦が27日発表された。指名挑戦者のウーゴ・カサレスを9月30日、大阪府立体育会館第2競技場に迎え撃つ。初防衛後4月29日に挙式して初のリング。「いい形で勝って安心させたい」と新妻・智子さんのためにも快勝を誓った。

 甘い新婚生活を送る間に驚きの事態が進行していた。昨年9月に世界王座へ返り咲き4月に初防衛成功。にもかかわらずWBA世界同級に暫定王座がつくられた。

 正規王者がケガなどで防衛戦に臨めない場合、暫定王座は設けられるが今回が該当しないことは明らかだ。その決定戦は8月15日、米国で開催予定。「不可解なことが自分の好きなボクシングで起こってほしくない」と名城は不快感を示す。陣営は21日にJBCを通じてパナマのWBA本部へ事情説明を求めたが返事はない。「世界王座を5度防衛経験があるカサレスは評価が高い。しっかり勝てば伝わる」。王者の尊厳を無視した不当待遇にリング上から断固異議申し立てる。

◆ WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ ◆
(9月30日・大阪府立体育会館第2競技場)
王者
名城 信男
(27・六島)
<12回戦> 同級2位
ウーゴ・カサレス
(31・メキシコ)
13勝8KO1敗 30勝22KO6敗1分

[ 2009年7月28日付 ]

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