2009年07月28日

順調なすべり出し

あえてBlogには体調がすぐれないことをオーバーに書くことにしている。
そうすると、みんなから心配してもらえるからね(笑)
でも、そんなふうにばらしてしまうと、読んだひとは、ああ信田さんはオオカミ少年ならぬオオカミおば(あ)さんだ!と思うかもしれないので、あまり信じないようにしてほしい。

どうも疲れやすくなった。ちょっと前までは、別にビールを飲んだところで眠くなるなんてことはなかったのに、ついついこっくりするようになった。
自宅外では緊張しているのでそんな醜態をさらすことはないけど、自宅だとてきめんである。

「選ばれる男たちー女たちの夢のゆくえ」(講談社現代新書)が好調なすべり出しだそうだ。昨日、朝日新聞日曜の書評欄でもとりあげられていた。
なにしろ、同年代の男性からは「いやあ、怖いもの見たさだね」「ちょっと読むのが抵抗あるよ」などとかなり反応されてしまうのだ。
いっぽう女性からは「よくぞ書いてくれた」と賛同の嵐(これってオーバーです)。
やっぱり本は売れてなんぼの世界なので、届く人には届く、といった達観はできないのだ。それにそんな高尚な内容を書くだけの教養もないし。

昨年から本の出版が続いているが、これもこの3~4年間かけて、連載したものの集大成である。多いときで、月三本掛け持ち連載だったのだから、それらが出版されたにすぎない。
現在も、計三社の連載(というより強制的原稿とりたて)を抱えており、ほぼ毎週締め切りの嵐に翻弄されているのが実態だ。
それに加えて、専門誌の単発原稿、専門書の翻訳文の校正が目白押しである。

本当はこのBlogで、千葉の殺人、次女の連れ去り事件の容疑者について述べたかった。たぶん、2ちゃんあたりでは、二人の逃避行についていろいろ書かれているのではないかと思う。
すばやく「ストックホルムシンドローム」という名前を出して、ニュース番組のキャスターが解説していたが、日本も変ったものだ。
時間があったら、ぜひあの事件についての私なりの考えを述べてみたい。
ちょっと今は時間がないので、いずれお楽しみに。

投稿者sayoko:03:45 | 著書