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2009年7月27日(月) 19:20 |
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直島にユニークな銭湯がオープン
香川県直島といえばアートの島ですが、今回またユニークな建物がお目見え、26日オープンしました。
その名も「直島銭湯Iラブ湯」。なんと銭湯とアートの融合です。 宇野港から船で20分。直島の玄関口、宮之浦港から歩いて2分のところにこのほど完成しました。 初公開となった25日は、招待客と報道陣ら、およそ200人が集まりました。 外観もカラフルでユニークですが、建物の中も変わっています。アートは「見るもの」から「使うもの」へ。 この不思議な銭湯をプロデュースしたのは愛媛県宇和島市在住のアーティスト、大竹伸朗さんです。 大竹さんは、これまでも直島で作品を発表していますが、今回の外観にも廃材などを貼り付ける大竹さん独自の手法が見られます。 使われている材料は大竹さんが用意したものもありますが、半分は島の人たちが持って来たスクリューや網など古い漁具などの廃材です。 『島民と一緒に』というのが大竹さんの思いです。 運営も地元の観光協会や自治会に委ねています。 また、直島町は6年前から独自に条例をつくり、環境保全に取り組んでいますがIラブ湯では木くずから作ったペレットを湯を沸かす時の燃料として使うなど環境への配慮も見られます。 これまでになかった「使う」アートという発想。瀬戸内国際芸術祭まであと1年。新しい観光スポットの登場でアートの島、直島からますます目が離せません。
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