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2009年7月27日(月) 19:20 |
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「加ト吉」元常務に懲役10年を求刑
会社に約50億円の損害を与えた特別背任などに問われている冷凍食品大手「加ト吉」の元常務に、高松地検は、懲役10年を求刑しました。
特別背任や詐欺等の罪に問われているのは、加ト吉の元常務高須稔被告です。 起訴状によりますと高須被告は、2006年、健康食品を伝票上だけで売買する循環取引を繰り返し、回収不能になった債権で会社に約50億円の損害を与えたなどとして、特別背任の罪に問われています。 また、貿易会社の元社長と共謀し銀行の関連会社から約38億円を騙し取ったとして詐欺などの罪にも問われています。高松地裁で開かれた公判で、検察は、「一連の犯行は取引での自分の失敗を隠すためのものでまれに見る重大な経済犯罪」として、懲役10年を求刑しました。
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